ハート・オブ・ドッグ〜犬が教えてくれた人生の練習〜の作品情報・感想・評価

ハート・オブ・ドッグ〜犬が教えてくれた人生の練習〜2015年製作の映画)

Heart of a Dog

製作国:

上映時間:75分

3.3

「ハート・オブ・ドッグ〜犬が教えてくれた人生の練習〜」に投稿された感想・評価

冒頭の3.11の衝撃。アメリカは大きな傷を負い、以後世界が変わってしまった。監視を強める、それはデータを集める経済の始まりでもある。
愛犬とルーリードとの別れを綴ったエッセイのような映画。私事なので他人の共感を必要としないのが切ない
xyxy

xyxyの感想・評価

3.0
脳内再生できないような映画。
身を浸すしかない。
buccimane

buccimaneの感想・評価

3.0
もっとワンコが映るのかと思ったけど観た印象だとそれより母親とのビミョーな関係のほうが尾を引いてるじゃんと思った。
彫刻家のくだりらへんから低音がブリッと鳴ってかっこいい。
宗教いろいろ好きなのルーと一緒だな。
ルーの死後これの製作を再開する心情を思うとたまらない気持ちになるけどファンじゃない人が観るにはキツそう。
ルー・リードについては、最後の謝辞とエンディングテーマ曲だけです。
mmmcy

mmmcyの感想・評価

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乳歯の奥で待機している永久歯。
最近の下高井戸のポップなラインナップによくこんな現代美術系作品を入れたなーー。見れてよかった。
yayay

yayayの感想・評価

5.0
パフォーマンスアーティスト、ローリー アンダーソンの言葉と声の魅力に惹きつけられた。温かみとリズムが心地よい。

犬との散歩など日々のささやかな事から、911テロ以降の世界の不穏な動きまでが等価に織り交ぜられながら、映像日記あるいはスケッチのようにして描かれている。

そこから彼女の思考は、幼い日への記憶へ、愛とは、愛する者を失う事は、と羽ばたいていく。

編集の仕方もとても面白い。詩情と愛に溢れた珠玉の映画。
愛犬を亡くしたローリー・アンダーソンの心象風景を描いた非常にパーソナルな作品。
彼女の音楽作品に触れたことがあるなら、その音楽パートを映像にしたようなスタイルと言えば分かりやすいかな。彼女の包み込むような優しいモノローグで綴る映像詩的な映画です。

描かれるのは、愛犬ロラベルとの暮らし、母や夫の思い出、911以降の世界の変わりようなど。断片的なイメージがモザイク状に紡がれる。

ローリーはこの少し前に夫のルー・リードも亡くしてて、死がすごく身近になっている状態で作った作品なんですね。だから彼女にとってのメメントモリが否応なく反映されている。
彼女の眼に映る社会状況の変容についても、このディストピア化は世界が一斉に死に向かっているように見えたのだと思います。

殺人事件や死亡事故が連日のように報道される一方で、現実の死を実感しにくくなっている現代社会で、突然当事者になってしまった混乱がよく表れています。とても誠実な作品ですね。

最後に流れるルー・リードの曲が心に沁みます。
roland

rolandの感想・評価

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最終日近く駆け込みで。どうしても説教くさくなる部分はまああったにせよ、記憶を手繰るローリーの断片的なエッセイとして興味深く観た。走馬灯ならぬ、走る(そして去った)犬の灯だったのだろう。心底美しかった。

愛犬を失ってから、もうすぐ一年が経つ。
milagros

milagrosの感想・評価

4.1
監督ローリーのモノローグが優しく響く映像詩。ぼやけた夢のような映像と選び抜かれた一つ一つの言葉が体を包む。語っていることは物凄く個人的なことなのに、いつまでも聞いていたいしみていたい。死についての率直だけど、勇敢な映画である。
みている人が少なすぎるので、みんなみてね。
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