最終日近く駆け込みで。どうしても説教くさくなる部分はまああったにせよ、記憶を手繰るローリーの断片的なエッセイとして興味深く観た。走馬灯ならぬ、走る(そして去った)犬の灯だったのだろう。心底美しかった…
>>続きを読む監督ローリーのモノローグが優しく響く映像詩。ぼやけた夢のような映像と選び抜かれた一つ一つの言葉が体を包む。語っていることは物凄く個人的なことなのに、いつまでも聞いていたいしみていたい。死についての率…
>>続きを読む終始に渡ってリーディングで、映画としての語りを補う独白の類ではなく、いわばイメージ映像を見ながらの朗読会。それはそれでありかと思う。愛犬の死をきっかけに死について諸々考えていて、愛犬への愛情はそりゃ…
>>続きを読むすべてのラブストーリーはゴーストストーリー。
ローリー・アンダーソンが語らずにまたは語りすぎて失われていたこと。
愛犬ロラベルや夫ルー・リード、友人ゴードン・マッタ・クラーク、そして母の喪失。
愛…
音楽家ローリー・アンダーソンと夫ルー・リードが飼っていた愛犬ロラベルとの物語を綴った内容。基本の流れを詩的に、独特の構成や演出がある作品だが、メッセージが伝わりずらい内容。流れに脈絡がなく話が右往左…
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