森の鍛冶屋の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『森の鍛冶屋』に投稿された感想・評価

tntn
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いかにも清水宏ぽい子供の機微から、雨の中の劇的なクライマックスへ。
2.5

兄弟愛が美しい。
「今は亡き母の霊前に...」のシーンはどこから映したカットなのか分からなかったが、何度か観ると仏壇側から映したカットであったことが分かった。この独特な構図は面白いと思った。

短縮…

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ぱ
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仏壇目線すごい。こちらを見入る家族の方が肖像に見える。サイレントだし。そして肝心の仏壇は映らない。短縮版なのでカットされてるかもしれないが。
4.0
十三年の歳月が流れてのあと、走行する汽車の影が線路脇の地面に映るショットがある。これ『風立ちぬ』にもあったなと。シチュエーションかぶってるし、偶然じゃないと思うんですよね。
M
4.0

短縮版のため話の分かりにくい部分はある。現代との価値観の違いは衝撃的ですらある。
清水宏の子どもの世界は河原にある。都会育ちじゃなければ、なんか感覚的に分かるんじゃないかな。しかし、それを映画の装置…

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鍛冶屋が火事を起こし、陰湿な村長から村を追われ、森に移住する。鍛冶屋には二人の息子がおり、弟は足が不自由。村の子供たちはそれをからかう。兄は弟の足を治すため、医師を志す。寺院建立寄付金の盗難などが起…

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田中絹代と破局した頃の清水宏監督作品で18分の短縮版ではあらすじを知った程度であるが、ロケーション等に瑞々しい清水らしい感覚が窺えた。また「狂った一頁」にも出演の父井上正夫の演技に凄みがあった。
3.0
〖1920年代映画:人間ドラマ:松竹〗
1929年製作で、父と2人の息子の絆を描いた人間ドラマらしい⁉️
途中兄が盗みの犯人扱いされ、自ら解決するシーンもある作品でした😅

2023年2,745本目
2.5
子どもたちの木登りと河原にかかる丸木橋は、後年の『団栗と椎の実』にも登場する。

短縮版しか現存してないという事で、仕方ないけどさすがに省略されすぎててついて行きづらい。
清水宏の萌芽はたしかに感じられる。嵐の中クワ持って出てくおとっちゃんを捉えた俯瞰が急に出てきてギョッとした。…

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