普通に楽しめた。
特別あっと驚く展開もないし何の捻りもないんだけど、普通に見入った。
ドレスや家具、小物だけでも見る価値ある美しさ。
「女」という物について嫌と言うほど考えさせられる映画だった…
男には共感はしにくい女の情念劣情交錯悲劇
三人の女の心情はストレートに理解できるとは言い難く微かに感じ取れる程度。
ストーリ主題に埋没できないと見るべきはシナリオの妙と演出。そしてキャストの魅力と…
第一次世界大戦の前日にブタペストの運河で高級娼婦のエルザの死体がバスケットに入った状態で見つかったところから始まるサスペンス?ミステリー?映画。
話はそこから4日前まで遡り、エルザが死ぬ前の四日間…
殺されたエルザ個人的には好きだった。
彼女は彼女なりに必死に生き抜いてきたんだと思う。
殺されたのは自業自得と言えばそれまでですが…彼女が死んでも誰一人幸せになれてない。
ちょっとやるせない気分にな…
1910年代のハンガリー実録犯罪映画。というより川に浮かべられた箱詰めの女の死体から原因を探る事で3人の女性を描いたドラマ。
高級娼婦(パトロン1人なので現代感覚からするとパパ活に近い)と古参のメイ…
最近ちょいちょい気になる作品が多いハンガリー映画。女を武器に虚栄の限りを尽くす者、ジメジメした感情を募らせる者、無邪気さの中に強かさが見える者、という3人のキャラの濃すぎる女性を中心とした昼ドラテイ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ラスト、「紹介状を用意できない」カトゥが新しい奉公先での面接中にこちらをチラッと見る演出にはゾーッとしてしまった。
無自覚疫病神のカトゥが来たことによってギリギリのバランスが崩れてしまったのだ…みた…