三宅唱監督特集@キネマ旬報シアターにて。
浜辺で石橋静河がたゆたう様に踊る。
ただそれだけの映像が、すごく良い。
潮騒。
曇天の空。
インディゴブルーのワンピース。
ふと見せる表情の揺らぎにドギマギ…
「八月八日」より躍動的に魅せる石橋静河。こういうパーソナルなショートフィルムを2本撮ってることから監督と女優の信頼が窺える。海辺に立ちゆらゆらと踊るだけの映像が綺麗で、カメラと役者の運動の記録として…
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三宅唱監督の短編。
日本映画専門チャンネルにて視聴。
石橋静河が、海辺で歩き回ったり踊ったりしているだけ。
それだけなのに、なんか見ちゃう。
まるで、油彩画で人物を描く前の…
「八月八日」と併せて鑑賞。
ぼうっと見てるうちに終了。
寺山の劇団天井桟敷とか、
濱口監督の
「不気味なものの肌に触れる」を
思い出す。
表現とか演技とか肉体とか、
そういうことなのかなあ。
石橋静…
水際で踊る石橋静河と、彼女の肉体と景色の移ろいをぴたりとハマる位置で撮り続けるカメラ。役者を見つめることと、風景をフレーミングすること、映画を作る基本的な営為の相互作用を一つずつ確かめていくような時…
>>続きを読む石橋静河さんが海で踊るだけの短編ですが、ただただ追いかけるだけで想像力を刺激します。
極限的に女優さんのみを撮り続ける、日もくれる、映りも変わる。
台詞もないため、一体何なんだ?と終わった直後は思う…