仁光の受難の作品情報・感想・評価

仁光の受難2016年製作の映画)

上映日:2017年09月23日

製作国:

上映時間:70分

あらすじ

勤勉な修行僧、仁光には悩みがあった。それは、女に異常にモテること―。 町の若い娘から、熟れた女房、枯れ果てた老女にいたるまで、仁光に夢中になり群がってくるのだった。ある日の逢魔ヶ刻(おうまがどき)、仁光は不思議な少女に出逢い、その魔性を開花させてしまう。周囲を惑わす自らの不徳を恥じ己を見つめ直すための旅に出た仁光は、道中知り合った浪人・勘蔵と共に山を越え、とある寒村にたどり着く。そこでは村人た…

勤勉な修行僧、仁光には悩みがあった。それは、女に異常にモテること―。 町の若い娘から、熟れた女房、枯れ果てた老女にいたるまで、仁光に夢中になり群がってくるのだった。ある日の逢魔ヶ刻(おうまがどき)、仁光は不思議な少女に出逢い、その魔性を開花させてしまう。周囲を惑わす自らの不徳を恥じ己を見つめ直すための旅に出た仁光は、道中知り合った浪人・勘蔵と共に山を越え、とある寒村にたどり着く。そこでは村人たちが、男の精気を吸い取って殺すという妖怪(あやかし)・山女(やまおんな)に頭を悩ませていた。仁光と勘蔵は山女の退治を頼まれるが、仁光は―。

「仁光の受難」に投稿された感想・評価

necococo

necococoの感想・評価

3.0
@filmex
今回のFilmexのコンペティションで観た中で一番面白かった。
仁光というお坊さんがもててもててしょうがない「女難」に苦しむ、ちょっと大人の怪談話。

ボレロのダンスシーンがとても良かった。
男を食い尽くす山女と、人を斬り過ぎて超人的な力を身に着けた侍と並んで、自分ももはや人の域を超えている存在なんだと仁光が悟り自分を受け入れていくラストシーンのスピードがテンポよく気持ちよく観れました。

多彩な色使いに計算された美しい構図、主人公の精悍で表情豊かな顔。
なんというか色んな意味で印象に残る特徴的な作品です。
masaakib

masaakibの感想・評価

3.0
こういう受難ですか。和楽器ボレロのベジャール振付がよかったです。
hikkimaryu

hikkimaryuの感想・評価

4.5
11/3 フィルメックスで鑑賞。
モテ過ぎる仁光が羨ましくあり、滑稽でもあり。
アニメーション部分もユーモアあって楽しい。
上映時間70分もちょうど良かった。
公開が決まるのを祈ってます!
smmt705

smmt705の感想・評価

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何だろうこのJAPANな感じ…と思ったら、外国の人が興味を持つようにという意図があるらしく、監督の下心と作品の内容が見事にマッチしていて面白かった。でも、洋楽の音楽聴いてメロディもジャケットもカッコイイのに歌詞の内容が思ったのと違う…!みたいな気持ち
やまだ

やまだの感想・評価

4.7
『仁光の受難』という作品に私は恋をしてしまったからこの評価は致し方なし!!!!!!!!

評価分かれるだろうなぁと思ってたら案の定、映画に対する意見が合致することが多い友人から今年ワースト1位を頂きました....普段映画を観るときにある私の中の評価基準からずれたところで惹かれてしまっている。やっぱり、これは恋だ。「この映画の良さをわかってあげられるのは私だけ!」というメンヘラ心くすぐられる、この感じ。

と、思っていたらフィルマークスでは意外と高評価で安心してしまった側面もあったり。安心するけど、何故か嫉妬心掻き立てられる、この感じ。まさに恋。

仁光さんの妖気にあてられたかなこりゃ
たむ

たむの感想・評価

3.3
内容もストーリーも全然違うのですが、『アンチクライスト』と近いものを感じました。
第17回東京フィルメックスで鑑賞。
この映画祭ではアジアの新進作家の最新作が数多く上映され、「映画の未来」を垣間見させてくれる。
映像作家・庭月野議啓さんが4年の歳月をかけて製作した本作で描かれるのは“大人のお伽話”。
本作ではタイトルにあるように、主人公である修行僧・仁光が遭遇する受難を幻想的に描いていく。
仁光が受ける“難”は女難。
彼は女性を異常なまでに惹き付けるオーラというかフェロモンを発していて、そのモテぶりは凄まじいばかりだ。
現代では妻帯者の僧侶は普通だと思うが、映画の舞台となっている時代では、僧侶にとって女犯(女性と関係すること)は大罪であり、禁じられていた。
仁光は自分の意志に反して猛威を奮う女難を避ける為に人里を離れたり、隠棲しようとするのだが、逃げれば逃げる程“難”は執拗に彼を追い掛けて付きまとう。
彼が逃亡の果ての村で出会うのは、男の精気を全て吸い取ってしまう「山女」というラスボス。
この妖怪退治を村長から道中で知り合った素浪人と共に頼まれた仁光は、「山女」のいる山奥へ向かうのだが…
この“大人のお伽話”とも、色っぽい怪異譚とも言える本作は、VFXやアニメーションも交えて斬新且つ絵画的映像で繰り広げられていく。
上映後の監督を交えたティーチインの中で、この作品で使用されたVFXやアニメーションは監督自身が製作したことや、総製作費が1千万円であったことが明かされ、内心かなり驚いた。
今年は邦画が活況だが、ハリウッド映画に比べ、有り得ない程少ない予算で水準の高い映画を作り出していく日本映画の底力の一端を本作を通して感じた。
1970salsa

1970salsaの感想・評価

4.5
東京フィルメックスにて。

やや小泉八雲風であり京極夏彦風。
本作前後の上映作品とのバランス?を考えると、フィルメックスならでは。今後も期待してます(笑)

正直言ってそれほど期待してなかったのですが引き込まれました。能面をつけた裸の女性がボレロに合わせて踊るシーンやところどころ使われるアニメーションもgood。アニメーションも監督が手がけたようで多才な方だなと。まだ作品数は少ない方のようですが、今後の活躍も期待しています。

どこまでジョークかわからないけど、審査委員長はコレを推してたらしい(笑)私も結構コレ好き。
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