犬ヶ島の作品情報・感想・評価

犬ヶ島2018年製作の映画)

Isle of Dogs

上映日:2018年05月25日

製作国:

上映時間:101分

3.9

あらすじ

「犬ヶ島」に投稿された感想・評価

deenity

deenityの感想・評価

3.5
ストップモーションアニメは昨年スタジオライカの『パラノーマン』を見て虜になって、それ以来意識してみるようにしてるのですが、ウェスがストップモーションで作品を出すならば見に行くしかないですね。しかも舞台は日本。なかなか見に行くことができませんでしたが、ようやく見ることができました。

とりあえず感じたこととしては、ウェスのそれは明らかにライカの物とは異なり、時代に逆行しているというか、実にクラシックな作りでした。滑らかで鮮やかな世界観というのがライカの魅力ですが、むしろ動きはぎこちなかったりどこかチープだったり、ウェスの作品はかなり対象的でした。鼻息とかがまさに象徴的かと思います。
ただ、ライカのそれとは明らかに異なる味があるんですよね。粗いからこそ丁寧さが際立つという逆説。本当に手が込んでいるのがわかるんです。画面いっぱいの情報量には一つ一つに愛がこもっている感じがするんです。全然別種の魅力があって、これはこれで好みでした。

ウェスといえば画面の画作りへのこだわり。いかにお洒落に見せるかが彼らしさだと思っているので、本作でもパペットの仕草然り、それを遺憾なく発揮しています。横スクロールで話が軽快に進んでいく辺りが退屈さを感じさせない作りでした。
あとはこだわりでいえば手間がとにかくすごいんです。日本を題材にしているため、とにかく日本らしい描写にこだわります。まあ外国で暮らす外国人がイメージする日本を風刺したみたいなところはありますが、日本の文化をしっかりと捉えているのは日本人からすると好感を持つ人は多いんじゃないでしょうか。オープニングからの太鼓とか笛の音色が所々でBGMとしても多用されるのとか好きなポイントでもありますし、アタリ少年が日本語を話すのに対して犬が英語を話すのなんかも、別の種類の生き物が別の言葉を話すのを例えた比喩表現として見事。特にあの寿司のシーンは物凄く緻密で感動したのと同時に「いるのか、このシーン」という感じがして(笑)とにかくこだわりにもウェスらしさがありました。

ただ、やっぱりライカと比べるとメッセージ性が弱いですかね。動物愛護の精神でいえばそりゃ考えさせられるものはありましたが、どこか突き刺さるものはなかったとも思います。もっと飼育放棄とか動物による病気感染とかゴミ問題とか、いろいろ深いテーマに絡められるはずでしたが、結局は内容としてのインパクトは少なめ。画としてしっかり楽しめる魅力をもっているので、もう少し中身にも普遍性もったテーマが見えるとよかっただろうなと感じました。
「すげえもの」を見てしまったなって。マスターピースって感じだよな。
kumi

kumiの感想・評価

3.5
こだわりにこだわりを重ね、
日本人が鑑賞してもさして違和感を感じない
クオリティに昇華させているのはさすがウェス監督。

犬目線の厳しさと優しさ、
性善説を彷彿とさせるアタリに対する小林の対応。
良いものを観た
藤さん

藤さんの感想・評価

3.1
日本へのリスペクト?
ストップモーションアニメを久しぶりに見た。きっと表情の変化の無さが日本人らしさなのだろう。そして7人の侍のテーマなど、リスペクトは感じられるが何だか主人公の声が日本人じゃないなどなんか中途半端...
二兵

二兵の感想・評価

3.6
アメリカ人のウェス・アンダーソンから見た、奇妙でシュールな日本描写が、何とも独特で面白い。

主役は犬。日本むかし話のような、童話のような、実に不思議な世界観。はたまたサイバーパンクSFチックでもあり、皆なんか昔のNHKのEテレで見たような造型と動き(ストップ・モーション・アニメ)で、リアルながら愛らしさもある。

日米双方から有名俳優が多数参加しており、声だけの出演ながら非常に豪華。個人的には、監督の作品の常連であるエドワード・ノートンの参加が嬉しい。

ただ、肝心の声は全体的に聴き取りにくいし、内容は、いつもながら難解。

もう少し娯楽色があればな…なんて。
いや、監督の作品にそれを期待する方が間違っているか(苦笑)。
ののの

のののの感想・評価

3.5
話を聞く時の犬たちの姿勢の良さがかわいい。芝居はもはや人なんだけど、そこは犬。
エンドクレジットも日本語で新鮮というか、こんな仕事もあるんだと勉強になる。
初見は、日本が好きな外人さんの作るお話だなぁという感じ

んでも、ちょっと、『所詮日本』と思うところが所々あり、「くそ」と思いながらも「たしかに」って認めざる得ない感じ

吹き替えで見ましたが、味がある声が多かった
「そう、そんな感じわかる!」って感じ

殺処分とか、日本は外国に比べ遅れてるよね。
共存のしにくかったり。
私たちにとって犬ってそんなもんだっけ?
犬の存在で救われた人も多いと思う
改めてこの映画で感じて欲しい
erimugi

erimugiの感想・評価

3.8
3歳の息子に、犬のアニメ映画だから一緒に見よ〜と言って、軽い気持ちで見てみたら、すんごい世界観で驚いた。犬達の会話がカッコいい。人間は不気味。アメリカ人の日本のイメージ、こんな感じアルよね。
fmuroi

fmuroiの感想・評価

4.2
映画と犬がとても好きなので
rosh

roshの感想・評価

3.2
監督の構想6年だそうで、細部へのこだわりも凄い作品だと思います。が、楽しめたか?と言われると、正直そうでもないです。。。
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