正午から3時までの作品情報・感想・評価

正午から3時まで1976年製作の映画)

FROM NOON TILL THREE

製作国:

上映時間:99分

ジャンル:

3.2

「正午から3時まで」に投稿された感想・評価

ageless505

ageless505の感想・評価

3.9
今年観た中で一番ガツンときた映画。
西部劇の舞台設定で、お色気コメディ→おバカ不条理サスペンス、というブッ飛び展開に唖然呆然。

タイトルは、偶然出会った男女が過ごした正午から3時までの眩いばかりの3時間について、後に女が小説を書くその題名でもある。

男は銀行襲撃の道中で馬を潰した強盗団の一人、馬調達のため偶然訪れた屋敷で女と出会う。
女は大邸宅屋敷に住む未亡人、出先で亡くなった夫の着替えを今でも用意しているようなちょっとした奇人。
襲撃がうまくいかないと思込み屋敷に残る男は、仲間が銀行から戻るまでの3時間の間に、未亡人とイイ仲になろうとあの手この手・・

序盤は要するにチャールズ・ブロンソンとジル・アイアランド夫婦がイチャイチャする系、いろんな既視感と闘っているとその先に待っていた怒涛の急展開が強烈。ブロンソンが捕る→ジルは死んだものと思い込む→あの3時間の思い出を美化→小説化→バカ売れ→観光地化→、、みたいな。

撮影ルシアン・バラード、音楽エルマー・バーンスタインなど、相当豪華なスタッフ陣が極めて丁寧にふざけてる感じがすばらしい。トーンはコメディでも、お色気にも不条理にもサスペンスにも手を出して悪く言えば中途半端ながら、”だがそれがイイ”と絶妙な落としどころ感がある。ブロンソンのイジられ方だけは半端ではない珍作にして怪作。
Hawkwind

Hawkwindの感想・評価

3.0
ブロンソン&ジル・アイアランドの夫婦共演によるコメディ西部劇。
主役はどちらかというとジル・アイアランド。銃撃アクションより恋愛コメディ要素が濃い佳作である。
見どころは何といってもアイアランドの美人っぶり。50代の若さで病気で亡くなった事もあり、儚い美しさを感じさせる。
巨匠エルマー・バーンスタインの、楽しくも少し哀し気な音楽がいい。
久々に見たけれど、すっかり忘れてたよこの面白い映画。ブロンソンは愛おしいし、硬派な西部劇かと思い見ると、ん?コメディ?と思って見続けると全然笑えないシュール展開。変な映画でおすすめです。見ましょう。
都

都の感想・評価

3.7
もっと血生臭い話なのかと思ったら、こんなに面白い作品だったとは‥たまにそう言う出会いがあるよね〜

どんな思い出も時間が経つと熟成されて素敵な記憶になり、大した話ではないのに美談として語り継がれたりするんだよなぁ‥
それにしても熟成し過ぎだってば‥
李香卵

李香卵の感想・評価

3.8
映画で騙されたければ『スティング』よりも本作がオススメ。

ただしこのような内容をわざわざ西部劇というフォーマットでやる必要があったのかと鑑賞後いささか疑問に思わなくもない。変化球的な作品である。
漢ブロンソン、妙な映画に出演す!
時代は西部劇だけど…関係ない。銀行強盗に向かう男達。ブロンソンの馬が倒れ、仕方なく彼だけ途中にあった未亡人(勿論愛する女ジルさんごり推し出演、流石だ!)の家で待つ事(正午から三時迄)に。
ここ迄は真面目な展開。

二人がいい仲♥になるのは予想したけど、その後は誰もが予想出来ない展開に…えぇ?ブロン損??

漢ブロンソン、奥が深いねぇ。
ブロンソン又はマンダム好きだけ観ればいい。う〜ん…とアゴを撫でながら震えて観ろ。
法一

法一の感想・評価

2.6
 本作は「チャールズ・ブロンソン 男気DVD-BOX」に入っているらしいが、男気なんぞというものを微塵も感じさせない本作のチャールズ・ブロンソンである。
 フィクションが現実を凌駕するという展開は興味深いし、ラストもまあユニークなのだが、今ひとつ面白くない。ブロンソンのタキシード姿もジル・アイアランドのドレス姿も間抜けにしか見えないのは良い。