マリアの息子の作品情報・感想・評価

マリアの息子1998年製作の映画)

Pesar-e Mariam/The Son of Maryam

製作国:

上映時間:72分

3.7

「マリアの息子」に投稿された感想・評価

睫毛くりくりのキュートで優しいラハマンくんにくぎづけ。

いろいろな宗教。助け合って、補いあって。とても穏やかで平和だった。。 。。。

夕暮れに響く歌声。切なく美しく、空気をふるわせる。
神父さんのお腹もかわいいし、くすって笑っちゃうところもたくさんあって、頷く時に首を斜めにするのもとてもすき◎
悪人がひとりも出てこないから、良い映画です。
chinechan

chinechanの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

母を亡くして、学校に行きながら牛乳配達の仕事をするムスリムの子供が、
村で1人だけ残っているクリスチャンであり、神父であるおじさんと仲良くなる。もうクリスチャンはみんな村を出てしまったので、おじさん1人で教会を守ってる。

おじさんの、
「母はみんなマリアに似ている」という言葉が印象的です。

そして、子供の歌声が素晴らしい。

地理的にどのあたりなのかと思って少しだけ調べましたが、
ここで少年がおじさんの弟を探しに行くウルミエという街は、イラン北西部にあり、イランの中でも最大のキリスト教徒率の町だそうですね。
ウルミエ塩湖が有名だそうですが、途中にでてきた豊かな湖は塩湖っぽくなかったけど、どうなんでしょう。

ちなみに、子供が暮らす村は、そこから車で行ける範囲のギャブロンという村。実在するかはわかりません。
ムスリムの少年が怪我をしたキリスト教の神父のために神父の弟を探しに行くという作品。子どもが主人公という実にイラン映画らしい作品だった。
映画には宗教の対立を描いた作品が多いように思われるが、この作品では宗教を超えた人間の繋がりを感じられて心が温まる。
上映時間が72分とかなり短いが内容はしっかり詰まっている。