三度目の殺人
工場の社長をスパナで殴り、殺した後死体を焼いて自首した主人公(別所さん)30年前にも刑務所に入っていた。
供述がコロコロ変わる為、助っ人で来た弁護士(福山さん)面会を続けていくうち…
真相は皆さんが感じたまま皆さんで決めてください。という最後までハッキリとした結論は描かれない作品。
一度観ただけでは見逃してしまう伏線が沢山散りばめられています。
必ずしも真実が正しい事なのか?大切…
こういったサスペンスには珍しい真実ははっきりと分からず、判断は私たち鑑賞者に委ねられるというかなり考えさせられる映画だった。
真実がわからない、わかろうともしない
これは司法にも言えることではな…
誰が殺して、誰が隠してるのか。
どこまで真実でどこから嘘なのか。
真実って何?
誰のための真実?
命のかかった裁判の場であっても、その言葉全てが真実とは限らない。
ある人は救うために、ある人は貶め…
「鼻が長い」「体が大きい」「牙がある」「体は灰色」
ゾウを見たことのない人間が、断片的な情報を基にゾウを描いたら。
どんな怪物が生まれるのか。
ゾウを知らない者が描いた絵を、ゾウを知らない者が正当に…
観る側に投げられた解釈すべき量が膨大すぎて結構難しかった。感情がわからないことはないこととは全く別物だけど、空っぽの器に流れ込む他人の怒りはもはや自分の怒り?
もう一回みたらもう少しわかるかもだけど…
フジテレビジョン アミューズ ギャガ