生と死と、その間にあるものの作品情報・感想・評価

「生と死と、その間にあるもの」に投稿された感想・評価

Miya

Miyaの感想・評価

3.7
インドでは問題が全てなのであり、そうなれば問題は一つもないのと同じである。彼らは問題と一緒に何千年住んできた。問題とは「自然」なのだ。

映画を観てて、ある作家の紀行文を思い出す。見事な三日月形を描くガンジスの西岸に立った時に人は何を思うのだろう。
もっと暗くて重たい系?とも思ってたのだけど。切ない二組の恋人達のストーリーが、思いがけないかたちでつながっていて、 きれいにまとまった素敵な映画だった。確かに内容やテーマに暗さや重さはあるけれど、それに反して意外にあっさりと観ることができた。観終わった後の余韻も優しく、美しい。

彼ら彼女らの恋愛を描きながら、背景にあるインド社会の貧困だとかカーストだとか女性への偏見だとか、そういうのを浮かび上がらせるのもなかなかうまく描かれてるのだけど。この映画だと、インド警察がひどすきて何よりそこがいちばん嫌だったかな。
KayoOtaki

KayoOtakiの感想・評価

3.8
両鼻が詰まっていて味覚と嗅覚がFin.なんだけど視覚と聴覚が残ってたから映画はみれた。

1週間前に行ったアッシーガードにあるピザ屋さんが映ってて嬉しかった。
ピザは味がないけどアップルパイは凄く美味しい。窯焼きだから。
レク

レクの感想・評価

3.5
偏見、貧困、カースト制度、インドが抱える問題を2つの物語で交錯させ、そこにある悲劇と小さな希望が啓示される。

生と死の境とされるガンジス川で、若者たちはどんな景色を見るのか。
現実の過酷さは心を痛めるが、なんとも言えない余韻が残る素敵な作品だ。
RVE

RVEの感想・評価

-
心に残る作品かな。
特に見せ場という見せ場はないけど。
日本は恵まれた国だなぁと改めて思う。
むかしインド行ったけど、みんな明るくて今与えられたところで必死に生きてるって印象を受けたけど、みんなもがいてるし、恋愛すら自由にできないなんて考えられないなと思う。むかしよりはカースト制もなくなってきているとは聞くけど、実際は今も残ってるんだなぁと。
田中元

田中元の感想・評価

3.5
前半とにかくつらい。でもつらいことがあったその先をどう生きるかにシフトしていくことで少し救われる。バラナシには過去合計1ヶ月ほど滞在してるけど宿の近場をぶらぶらする程度の単なる旅行者だとやっぱりこういう部分って見えづらいですね。
K

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4.4
インドのガンジス川を舞台に、偏見、警察の汚職、貧困、カースト制度といったインド社会の問題に囚われながらも自由に向かって羽ばたく若者の希望を描く社会派ドラマ。かなり好きでした。

静かにインドの社会問題をまざまざと見せつけられる、そんな映画です。

生と死の境目であるガンジス川を舞台に、そんな社会に雁字搦めにされながらも、生きる者たちが必死でつなぐ未来、希望がとても切なくも力強く、インドの社会問題を考えさせられるとともに、生きるということについても考えさせられた。
Haru

Haruの感想・評価

4.3
最初は何が何だか???ってなるけど物語が進むにつれて、カーストの問題や貧困の問題が見えてきて、最後はちょっとだけ明るい若者たちの未来を見せる、その運び方がすごく素敵だと思いました。

2つの物語が最後ガンジス川で交わるの良いよね。素敵。
ゆみみ

ゆみみの感想・評価

3.6
バラナシを舞台にカースト制度、恋愛への偏見などに苦しむ人々の悲劇が描かれていく。あーー何で早く見なかったんだろ…。ものすごくいい感じの余韻!辛すぎるインドの現実に心痛みながらもラストで少し救われる。歌って踊ってじゃなくてこういうのを求めてるんだよなぁ。
ぶん

ぶんの感想・評価

3.6
売春じゃないのに売春と呼ばれ
高圧的な警察のせいなのに自殺の幇助罪とされ
普通の若い恋なのにハードルが高かったり
理不尽な脅迫で大金をせびられ
貧困の為お金に執着し

なんてこったの物語ですが、インドの根強い身分制度が何も言えない状況にしてしまっている。
それに振り回されて大事なものを忘れてしまいそうになる古い人と、その中で前向きに進もうとする若者たち。

暗めのインド映画ですが、ラストは少し明るい方向でホッとします。

ところでガンジス川でのあの焚き火のような火葬場には驚きました!