11×14の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『11×14』に投稿された感想・評価

brain
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例えば移動する電車の車内に置かれたカメラによって知覚されるガラスの反射や、移動光といったかたちで、フィックスで置かれたカメラと場所や風景の生態学的関係に意識が向く。
そして、長く続く持続そのものより…

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ほとんどの場面がフィックスショットとパンのみで構成されている。ショットの長さの不均質さは、時間そのものを素材化して風景の偶然性や不確定性を際立たせていた。
そこで暮らす人々、物流の手段である車、自然…

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Juzo
5.0

本作は、アメリカ中西部の風景や人々を固定カメラで撮影したショットの連なりによって構成される。
ジェームズ・ベニングの映像は、一見すると静止画に近い。だが長回しの中で、時間の経過によって風景が微妙に変…

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5
4.0
カメラワークと切り取り方が良く美しいが統一性はない

2024|107|41,66
5.0
アメリカにポツンと立たされた
べニング的映像は自分の理想かもしれない
shuki
4.4

動くスティーブン・ショアの'uncommon places'。凄すぎ

uncommon places の解説のリンク↓
https://youtu.be/zyhlqR5Gy5A?si=vBjPkh…

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suke
4.5

映画の可能性をあらためて探究するかのような、古典的な作品みたいな視聴覚的な刺激に溢れている。
モノをモノとして捉えるような、写真表現で行われていたような運動に通じる被写体との距離感を感じさせる大胆な…

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固定されたカメラで捉えられた風景の連続。ショットの持続時間が長い。「荒地」的な風景だと思った。
風景のポートレイト。
想像と展開、置いていかれる画面。
シークエンスを「終わらせない」ことそれ自体が語りになる。
エグルストンが動いたなら。
飛行機、煙突、スピード、尻。

皿洗いする母、時間をもて余す父、身体を拭く息子のカット、最後に誰もいなくなって音まで止んだときの気持ちよさが半端じゃなかった。

ここ数年イメフォに通って、ケリー・ライカート→『WANDA』→ジェー…

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