華麗な関係の作品情報・感想・評価・動画配信

「華麗な関係」に投稿された感想・評価

悲しい愛のお話。
ロジェバディムがシルビアクリステルとナタリードロンを対称的に美しく撮ってます。
ぽち

ぽちの感想・評価

3.1
リメイクと言ってもかなりストーリーが違っている。今作では画策をしている中心的な女性フローラより、男のシャルルと彼が愛したマチルドがメイン。

驚いたのがシルヴィアが今まで観た彼女の作品の中で一番綺麗に撮れている。当時25歳なのだが22歳の時のエマニエルより綺麗だ。

作品自体は8回も映画化されている人気原作が元なので、つまらなくは無いのだが特筆することも無い。
美しいシルヴィアを愛でる作品だろう。
ひろ

ひろの感想・評価

2.5
エマニエル夫人の人がエマニエル夫人以外の演技を見たくて鑑賞。

フランス語ってだけでエロさ倍増する不思議w
イシ

イシの感想・評価

-
インモラルだぜ~ どうだぜ~
って感じでいつもの(っていえるほど観てないけど)いつものヴァディムの人たちだぜって感じだったぜ
シルヴィア・クリステルとナタリー・ドロンの対照的すぎるキャラもすごいけど、クリステルの気を惹くために落馬したり、下民と仲良いところをみせつけたり、ジョン・フィンチのやることが低レベルで素晴らしい。
NM

NMの感想・評価

3.0
19世紀フランス。
シャルルは、冒頭で誰かとの決闘沙汰を起こす。
腕を狙ったが相手がよろめき心臓を貫いてしまった。

裁判になれば三度目、刑は重い。パリから夜中馬を走らせ叔母のいる田舎の別荘に逃げ込む。

その屋敷の外見はまさに城。叔母は女王のようなドレス。

シャルルは同じくそこを訪れていた、婚約中のマチルドに恋をする。
夫は弁護士で入れ違いでロンドンへ発ったところ。

そこへ、シャルルの元愛人のフローラがやってくる。
彼女も婚約中だが夫のクレミュ公爵は仕事で不在。
挨拶に寄ったと嘘を言うが、シャルルの決闘事件を手を回して処理したのが彼女で、シャルルに交換条件の依頼をしに来た。

夫となる公爵にはお気に入りの若い女がいるので、シャルルに、その操を奪ってすぐ捨てろという。

恋に落ちたシャルルは気が乗らないが断れない。

シャルルのマチルドへのアプローチは落馬して心配させたり、庶民へ施しをしているふりをしたり、と卑怯なものばかり。
それまでそんな恋愛しかしてこなかったのだろう。

マチルドへの恋心は嘘ではないが、一方でそれまでの卑怯な行動を修正できないままのシャルル。

更に、フローラの夫が夢中の娘イザベルと、その母イフジェニーまでやってくる。作戦決行のためフローラが呼び寄せた。シャルルは持ち前の口の上手さで難なく実行。
しかしフローラの嫉妬は他にもある。

ともあれシャルルとマチルドは恋仲となる。
首ったけのマチルドに対し、シャルルは徐々にドライな態度を見せる。

シャルルはおそらくこれまで一人の女性だけを愛したことがない。
恋したはいいが、一人だけに絞ることに不安も感じている。

それが伏線となって、シャルルが留守にしたとき、マチルドは愛を疑うことに……。

屋敷、調度品、ドレスが本当に見事。
これだけで揃えばどうしたってそれなりの作品になるだろう。

フローラ役ナタリー・ドロンの悪女ぶりが凄い。
限りない嫉妬心、全てを手に入れたい所有欲、
社交界での権力。
愛憎が一緒くたで、愛する人が例え死んでもいとわない。
作品のトラブルは全て彼女が絡んでいる。

書簡体小説を映画化して評価の高かった『危険な関係』の監督自身によるリメイク作。

パルムの僧院、椿姫、ラ・ボエームなどの要素も感じられた。

1時間ちょっとしかないのでドラマ感覚でさくっと観られる。

誰と誰がどういう関係か見失うと話が分からなくなるので、しっかり追い付いて観ることをお薦め。

『危険な関係』は4Kリマスターでの上演が始まったので、この古い方を先に観たほうが良さそう。
Jumblesoul

Jumblesoulの感想・評価

1.5
監督はロジェ・ヴァディム、主演は当時人気絶頂だったシルヴィア・クリステルという事で期待したけど、盛り上がりも何もないB級官能メロドラマの凡作だった。
傑作を作っていたヴァディム監督も、キャリアの最後の方では才能が枯渇したという事だろう。
シルヴィアと共演というよりは、特別出演に近いナタリー・ドロンの美しさだけは印象に残った。
otom

otomの感想・評価

3.6
無軌道な若者が愛に目覚めてまともになるって筋なのだが、いまいち弱い。完全なるメロドラマでいささかかったるい感じだったが、女が死ぬ瞬間と唐突に幕が降りるラストはなかなか良かった。

このレビューはネタバレを含みます

十九世紀初頭の春。
フランス社交界にそのドン・ファンの名も高いシャルル伯爵(ジョン・フィンチ)は、世間を避けて伯母の別荘に身を寄せていた。
そしてそこにいたマチルド(シルヴィア・クリステル)の美しさにシャルルはひかれた。
彼女の夫は仕事でイギリスに行っており、シャルルの作戦で彼に魅かれていく自分に気づき、おののくマチルド。そんなある日、フローラ伯爵夫人(ナタリー・ドロン)も別荘を訪れた。シャルルとは昔なじみの彼女も又、艶然たる美貌の持ち主だ。シャルルにパリへ帰るようすすめるフローラは、それを断わる彼が実はマチルドを愛し始めているのに気づく。そして、それは彼のフローラに対する裏切り行為でもあったのだ。
後日、パリに帰ったマチルドをシャルルは追い、彼女も彼に負け、二人は隠れ家で愛の生活を送る。だが、そんな事は、シャルルの信条とは所詮合わず、彼は単身フローラを訪れる。
マチルドへの嫉妬にかられたフローラは、シャルルの偽筆で彼女に絶縁状を送った。しかし、隠れ家で一人シャルルの変心に傷つきながらも待ち続けるマチルドは、病いに伏せてしまった。
この事実に驚くシャルルに、フローラは先手をうち、以前彼が純潔を奪った娘の許婚者に決闘を申し込ませた。これで彼には死か、決闘の罪のどちらかしか道はない。フローラにとっては一石二鳥だ。
今は修道院にいるマチルドをシャルルが迎えに行くが、時は遅すぎた。彼の名を呼び息絶えるマチルド。シャルルの恋は終った。そして決闘に行く彼。傷つき、倒れ行く。シャルルも死んでいった。

ただのすけこましだと思ってたらいい奴だった。