危険な関係の作品情報・感想・評価

危険な関係1959年製作の映画)

LES LIAISONS DANGEREUSES 1960

製作国:

上映時間:106分

ジャンル:

3.7

あらすじ

外交官夫妻のバルモンとジュリエットはパリの社交界でも目立つ存在だ。しかし、実際の二人は互いの情事の成果を報告しあう奇妙な夫婦関係を続けていた。ジュリエットは、愛人だったアメリカ人のコートが18歳のセシルと婚約したことを知り、嫉妬心からバルモンにセシルを誘惑するよう持ちかける。セシルを追って冬のメジェーヴまで来たバルモンは、そこで貞淑な人妻マリアンヌと出逢い、本気になってしまう。

「危険な関係」に投稿された感想・評価

erigio73

erigio73の感想・評価

3.5
ジャンヌモローは笑うと好感の持てる顔になるのに、いつも恐い顔をしていてこの人が出てくると、こっわ~ってぞっとする。ジャンヌヴァレリーのよくしまった魚のような膝下、そこから太股、下腹とカメラはパンしていくが、おっとバストトップは映らず、この緊張感に妙に興奮した。
イシ

イシの感想・評価

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うわーすっげーどーでもいい話いえーい!!!
マイルス使ってたらカッコよくなると思うなし☆☆彡
いつものモローさん。フィリップ君て意外とジゴロ役似合わないよねー今回も最後はナヨってた好き。
純

純の感想・評価

3.5
きっと殉教者のように美しかっただろう、なんて思う横顔に、私たちは出会ったことがあるだろうか。真っ白な世界でふたりきり、笑顔を向け合うにはあまりにも虚しくて、誰にも見られないからこそ美しい表情があった。本物の愛はいつだって新しくて強いのに、どうして私たちばかりが弱くなっていくのかな。

危険な関係。ひとの不誠実な気持ちが引き寄せる、恐ろしい関係。不倫なのに不倫じゃない。遊びとして男女の関係を割り切る夫婦が、どんなに高らかに笑っていても不気味に見えた。彼らの視線や仕草はどれも色っぽくて整っているけれど、心を弄ぶのは悪なんだ。どんなに素敵な言葉や時間を受け取っても、愛がないなら腐ってしまう。私たち、悲しませるために相手に触れるんじゃないんだよ。

男女の駆け引きはなんてくだらなくて愛おしいんだろうね。抱いたらいけない感情なんてないと信じていたい。心惹かれるものに走り寄れたらいいのに、私たちは小さなことにも意味を見出そうとして苦しくなる。描かれている人間模様は不道徳で傲慢で最低なのに、根本には絶対的な弱さがあるひとたちばかりから思ってしまう、「大丈夫ですよ」って。今からでも大丈夫ですよ。そう言ってくれるひとがいたら、何か変わったのかもしれないのにね。

歯車が狂って、誰も幸せになれないのは怖い。ひとの心を軽んじた罰だと言ってしまえばそれまでだけど、それでも焦がれたり掻き立てられたりする純粋な思いを知ったなら、救われてほしいと思ってしまう。愛には正直でいよう。勝ち負けとか優劣とか、そんなことで本当の胸の高鳴りを消してしまわないで。後味が悪いというよりも、なんだかどうしようもない救われなさと寂しさが不協和音となって侵入してくるような、そんなラストだった。
リコ

リコの感想・評価

3.0
監督、本当はBBにマリアンヌ役やらせたかったんじゃないの??
原作未読。

めちゃくちゃセックスしたくなる映画。セックスシーンないのに。ぼくも女の子を口説く時は一歩引いた態度をとらずに自分に陶酔して臨んでいきたいですね。

暗闇でキスするときに輪郭に沿った光が消えて闇になるのがすごくいい。あとはミゲルの店でジュリエット(ジャンヌ・モロー)に復讐よと言われて上を向いて笑うヴァルモン(ジェラール・フィリップ)も良かった。最後の方のマリアンヌ(アネット・ヴァディム)の鼻歌シーンも良かった。

映像と音楽が最高。わざとらしいカメラワークがことごとく良い味を出していた。物語も中だるみすることなく進んで良かった。演奏シーンと音楽が全く噛み合ってないのはクソ。

ぼくもああいう関係の結婚したいなあ。
おしゃれで軽やか…なんて思っていたら、後半の地獄絵図ぶりに驚かされる。
ジェラール・フィリップがあの手この手で女を喰うサマは、最早ホラーだ。
外交官夫婦が互いに不倫し、報告しあう。遊びと割り切っていた男(ジェラール・フィリップ)は妻(ジャンヌ・モロー)とは正反対の女性と本当の恋に落ち、事態は関係する人々にも波及していき意外な結末を迎える。モローの男たちを手玉に取るファム・ファタールの悪女ぶりにドキリとさせられる…

ブリジット・バルドー、カトリーヌ・ドヌーヴ、ジェーン・フォンダなどの名女優たちを輝かせてきた巨匠ロジェ・ヴァディム監督が、恋愛の駆け引きを巧みに描いたラクロによる同名小説を初映画化。1960年代パリ上流社会の退廃的な官能美をスタイリッシュなモノクローム映像で描く。音楽にはピアノの最高峰セロニアス・モンク、爆発的な人気を誇ったアート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズによるモダン・ジャズナンバーを全編に使用。劇中で演奏される大ヒット曲「危険な関係のブルース」が衝撃的なクライマックスシーンを盛り立てる。
退廃と情熱 モノクロの王国
束の間の官能 失われた青春
貞淑な妻 虚像と救済
盤上の危険なゲーム
光と闇 JAZZ と狂気
完全にチェックメイト!!
マダム

マダムの感想・評価

4.0
ラクロの書簡小説がこんなにモダンに!!
モノクロームの映像とジャズがものすごくカッコいい。ただ、監督自身が出てきて危険な関係を現代で撮るに至った趣旨をカッコつけて話すプロローグは蛇足。あれさえなけりゃな・・・
舞台を1960年代パリに移して名女優カトリーヌ・ドヌーブ主演版を鑑賞。

メルトゥイユ夫人は、自分を裏切った愛人ジェルクールが若い娘セシルと婚約したことを知る。
復讐を決意した彼女は元愛人バルモンにセシルを誘惑するようそそのかすが、事態は思わぬ方向へと転がり始めた。

今までも夫婦で公認の浮気をしていて、今度の相手はどうだったかを報告し合うほどの仲だったのだが、今回の相手に本気になり夫婦の元に帰ってこなくなる、という話。

フランス人に普通な人はいないのかと思うほど。
ラストは死という、やるせないようなでもフランスっぽい終わり方なのもよかった。
205分って長すぎな!
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