あさがくるまえにに投稿された感想・評価 - 2ページ目

『あさがくるまえに』に投稿された感想・評価

scheelite

scheeliteの感想・評価

4.4

このレビューはネタバレを含みます

誰かの心臓が誰かに渡るまで。関わる人々の様々な思いをとても丁寧に描いた、まさに原題"Réparer les vivants" (直訳: 生きている者を癒す、治す)をまっすぐに表現した作品だった。

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RIO

RIOの感想・評価

3.9

夜明けの海の波の冷たさが
頬と爪先に伝わってくる

最愛の息子のシモン

見た目は眠っているようなのに
血液に溺れてしまった脳はもう動かない
医者から伝えられるドナーの提供

何も言うことが出来ない…

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脳死したドナー、その家族と恋人。
移植を待つ患者、医師と臓器移植のコーディネーター。
別れをやり直す時間とドナーへの敬意。それぞれの夜が静かに過ぎていく。
重たいテーマに関わらず、観終わって少しだけ…

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知日

知日の感想・評価

3.1

このレビューはネタバレを含みます

不安を煽る?緊迫感を感じさせるシーンが上手かった。(最初のサーフィンの水面や水面下からのカメラワークとか、クレアがコンサートへ行く準備をしているシーンの息の荒さを強調させてるシーンとか。)何か起こる…

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心臓移植をめぐって繰り広げられる喪失と再生の物語を、「預言者」のタハール・ラヒム、「毛皮のヴィーナス」のエマニュエル・セニエ、「Mommy マミー」のアンヌ・ドルバル共演で描いたフランス製ヒューマン…

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placebo

placeboの感想・評価

3.0
臓器移植される側と提供する家族。とても静かにストーリーが進んでいくけど重いなぁ。

※終盤グロ注意

監督は「重い部分と軽い部分とのバランスをいかにとっていくかに苦労した」のだそう

見終わってみればこれは終わりの始まりだが
映像は近視のような切り取り方で緊迫していた


同意する…

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y

yの感想・評価

2.5
少年の事故から臓器移植までを臓器を提供する側と受け取る側、両方の視点で。
提供する側の家族に臓器移植を提案するのは辛い仕事だなと思いました。
リアルな手術シーンは苦手。

序盤の海の描写が美しい。
事故に遭うシーン、波に呑まれていく感じに少しゾッとした。
こんな状況(どの立場でも)は誰にでも起こり得る。そんな時、自分は一体何を考えるだろう、と考えながら観てたら涙が出て…

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everglaz0

everglaz0の感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

【鼓動のリレー】

激しくも美しい波の映像で一気に引き込まれました。
生と死、動と静が、幻想的に描かれていました。
時折流れるピアノの音楽が素敵でした。

提供側の少年の、ダイナミックにサーフィンし…

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