県庁の星の作品情報・感想・評価

「県庁の星」に投稿された感想・評価

県庁の職員が民間交流のために古臭いスーパーの店員になり問題解決していくお話
mii

miiの感想・評価

2.5
融通が利かない出世欲バリバリのギラついた織田裕二と、不器用かつ無愛想でつっけんどんな柴咲コウはどちらも役に合っててよかった。最後の方の2人の距離感も可愛らしい。

わりと都合よく展開していくので、面白味にはちょっと欠けるけど、観やすさだけで言うと悪くないかな。
流石の二人で観てて安心感あります、ストーリーも地味ながら飽きずに楽しめる映画でした。
remy0101

remy0101の感想・評価

4.1
県庁のエリートが苦戦しながらも民間事業を再生する話

1番おもしろいパートが短くて寂しいけど、面白い。
こういう映画がとても好き。
県庁のエリートがスーパーでのギャップに戸惑いつつも頑張っちゃうステキな物語(´▽︎`*)
織田裕二さん、柴咲コウさんの演技もヒカル!!
傑作。手堅い演出とはこのことか。弁当作りの男が、報知器の前でタバコを吸うのを諦めたりなど、極力セリフを排した表現。デパートのクリスマスの傘の飾り付けが2人を相合傘のように見せるドライヤー的な画面。スーパーの打上げでの織田裕二のスピーチを省略するセンス。
全部◯。

織田裕二がなぜか柴咲コウの家を知ってたり、織田裕二の家出先を柴咲コウがなぜか知ってたり、2人の位置関係に制約がないことの現実味の無さは個人的に好きだったりする。
コーヒー一杯100円というラストショットがちと弱いがまぁ良い。
kuchi

kuchiの感想・評価

3.0
訳あってロケ地に行ったので
ちゃんと観てみた。
みんな若いの(笑)
K

Kの感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

目の前の問題から逃げる人は
人生如何なる問題からも逃避する。という言葉が、刺さりました。
夜中になんとなく見たのですが、面白くて、久しぶりに夜更かししました。
誰に観ようとか、どこで観たとか、どんな内容か一切記憶にないけど、観た。
ただただ観た記憶のみ。
事前の予想より遥かに面白かった!

地方自治体で成り上がることしか考えていない県庁職員が、政治的理由で民間交流職員としてスーパー店員に抜擢され、心を改めていく話。まあベタベタの展開なんだが、テンポよくグイグイ見せていく。初めイヤなヤツが仲間によって変わっていき、最後には何かをやり遂げる映画なんだから面白くない訳がない。

ダメスーパーの乱雑な倉庫の様子を単に映すだけでなく、カート移動がやりにくい、暗い、消防水道口の一件等、映像での伏線がさらりとちゃんと見せられているのでクライマックスにはおー!となった。倉庫の整理を始めてすぐの光の射し込み具合には感動。敵対していた弁当調理が消防口での喫煙を控えるとこも最高。

また、序盤から立場が上のはずの織田裕二が、柴咲コウとの出会いや、彼女との別れのシーンなどで「見下げられる」という構図が徹底している。だから、改心してから徐々に目線が対等になっていき、ラスト近くのスーパー最後の日、柴咲コウに心からのお礼を言った時、初めて目線が合う瞬間にはグッと来た。バッジの件もベタだけど、ああいうのこそが映画だな、と思う。

他にもコーヒーの件やらいろいろあるが、マジでハリウッド映画に負けない演出力。何でこの程度の評価で終わってるんだろうと不思議に思う。

ただ、消防法で避難口や消防水道口の前には物を置いて経路を妨げてはいけない、ということを知っていないとクライマックスの展開についていけないかもな、というのはあるけど。

「アマルフィ」が酷評されたりもしたが、「昼顔」や「刑事ゆがみ」で近年かなり評価をあげている西谷監督作品。これは唯一観ていない西谷作品だったが、デビュー作から素晴らしいエンタメ度だった。個人的には西谷作品ベスト。私はほぼ全作おすすめします。(「アンダルシア」以外)
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