続日本暴行暗黒史 暴虐魔の作品情報・感想・評価・動画配信

続日本暴行暗黒史 暴虐魔1967年製作の映画)

製作国:

上映時間:71分

3.0

「続日本暴行暗黒史 暴虐魔」に投稿された感想・評価

冴羽獠

冴羽獠の感想・評価

3.0
強姦して殺して秘密のアジトにコレクションとして死体を並べるマルキ・ド・サドみたいな名前の主人公「誰がこんな酷いことしたんだ!」とか言う。
ぷりん

ぷりんの感想・評価

2.4
主人公の名前が丸木戸義雄だと判明する冒頭1分が映画のピーク。
主人公、丸木戸定男じゃなくて義雄。小平にかけてるみたい。冒頭の海辺の強姦殺人シーンはじめ、映像が妙に美しい。モノクロからのパートカラーは「異常者の血」ほどは効いてない、というか意図がわかりやすすぎて盛り上がらない。主演の山下治がハマりすぎてすごい。主人公を統合失調症ぽく見せてるところがあるんだけど本当の統合失調症の精神世界ってこんなんじゃないだろうなって気がしてリアリティに欠ける。なんか性犯罪者の心理描写が薄っぺらいんだよな。強姦して殺して頭抱えて「俺が殺したんじゃない~」を無限ループしてる展開なので正直つまらない。死体が腐らないのが謎だ。嫁がたくさんいて楽しそうね。

このレビューはネタバレを含みます

若松孝二監督

昭和20年から21年の連続暴行殺人事件を題材に撮られた作品。

若松監督らしく、ピンク作品だけど強烈な印象を与える内容で、主人公が裸の女性の死体を自ら住んでる洞穴の中に並べて、自分の身内のように毎日接してる。
で、女性を襲い殺害したことは、自分がやった事ではなく、別の人が起こしたこと信じきっている。
いわゆる「二重人格」
なぜ、二重人格になったかも作品の中で説明してるけど、主人公はそれも肯定出来なくて。

全体的に白黒の暗い作品で、洞穴のシーンだけカラーになる所もATG作品ぽくて。

エロ作品と考えるより、社会派作品のイメージですね。

ちなみに、この作品の主人公を演じた山下治と言う人は、調べると監督もやられていたらしく、精神的な病でドロップアウトされていて、幻の監督と言われてるそうです。
その演技も、確かに病んでる感じが恐ろくて目茶目茶印象強いです。

そんな作品の中で、「シルバー仮面」で有名な夏純子さんを確認しました。

このレビューはネタバレを含みます

 主人公が洞窟で暮らしていることが地域の人に知られていて、普通のことのようだった。当時はそういう人がけっこういたのだろうか。

 どんどん女を殺しては犯すのだけど、あまりスリルも興奮もなく、淡々としており平板で眠くなった。
imapon

imaponの感想・評価

4.0
小平義雄事件に材を得て、その類い稀な人物像を通して、戦中、戦後の問題に迫ろうとした異色作。

山下治の怪演に尽きる作品。連続暴行殺人の丸木戸義雄(山下治)の手口は絞殺。したがって首締められる苦悶のご婦人方の表情を見比べて楽しめます。
また、丸木戸義雄は死体マニアでもある。ねぐらにしている洞窟に自分の殺した女を全裸で寝かせている。この死体がいつまでも実に瑞々しいので、それって死体マニアにとって嬉しい事なのか?悲しい事なのか?丸木戸君にとっては嬉しい事なんです。

一つの死体をきれいに磨いてあげていると向い側の死体が何かの拍子でドタっと倒れる。その死体に対して「どうしたぁ、お前、ヤキモチ妬いてんのかぁ」と話しかけるんだけど、もう山下治はホンモノのようです。

陰鬱な雰囲気の中、電波系殺人鬼丸木戸。村の若い者からバカにされ、言葉もゴニョゴニョしているのだけれど、彼の内面から語りかけるもう一人の丸木戸はとてもまともな声、しゃべり口です。
そんな丸木戸ですが、犯行のきっかけは駆け落ちまでしようという娘(ヨシエ)の父親との確執。ちゃんとレンアイしていたのです。

ラストの検察のモノローグは失笑もの。何が「罪を憎んで人を憎まず」なんでしょう。よく解りません。ただ、あきらかに精神鑑定で責任能力を問われないタイプの男なんだけどちゃんと死刑になる所は潔くて良い。

死体の中に夏純子似の女性が居ると思ったら、本当に後の夏純子だそうです。目立つ目鼻立ちですからね。
陰鬱な雰囲気に拍車を掛ける全編に流れるクラシック曲はフォーレの「夢のあとに」
この曲は「過ぎ去ってしまった愛しい人とのひと時をもう一度と、やるせない思いの歌」だそうで、ウヒョヒョヒョヒョ、ヨシエを思う丸木戸の曲として選曲がナイスですねー。
ヒルコ

ヒルコの感想・評価

2.0
んー・・・このシリーズ観るのやめようかな〜程度に退屈でした。しかし他のレビューを見るとこの作品が一番つまらないっぽいので、もうひとつ見てみます。
若松孝二×ピンク映画=前衛、と言う感じ。悪い意味で。
まぁ

まぁの感想・評価

3.4
う〜ん…私は女性なので理解出来ない部分が沢山なんだけれど…。

レイプシーンが続くので…観ていて苦しかった…。

「自分の所有物」にしたかったのかな…。

30人近くの女性を犯し、
レイプ中に亡くなった11人の女性と、
防空壕の中で暮らすって…やっぱり「おかしい」…。
「宝物」…と言って、大切に扱っているけれど…気持ち悪い…(汗)

でも…
犯行時の記憶がない…
(「もう一人の自分」がいる…と言っているし…「やってしまえ」という「声」が聞こえた…と…)

キッカケはあったにせよ…「女性」を見る「目」が…狂ってる…。

セックスと殺人って…似ているのかな…?
…そんな事を感じてしまった…。

現代だったら「精神鑑定」で…「精神薄弱」とか「人格に問題あり」って…なるんだろうな…(涙)

支配?欲求?衝動?優位?
今も時々ニュースで見るけれど…
「女性として」…やるせない気持ちになる。

(…若松監督のインタビューは、なし…
…監督の言葉…聞いてみたかったな…)
強姦されている女性が
色っぽい声を出しているのがフィクションだなぁと感じます。
そんなことあるはずがない(涙)
悔しい。

このレビューはネタバレを含みます

若松監督、海辺猟奇破廉恥殺人事件



1967年作品。
企画製作脚本監督若松孝二。脚本出口出。



アンダーグラウンドで地下ポルノを量産しつつ、学生運動の波に乗り活動家ポルノのような映画を撮り、つかこうへい原作物から遺作の中上健次まで規制に縛られず撮りあげた若松孝二監督。

初期の日活ロマンポルノもはじまらない60年代の貴重な諸作が「DIGレーベル」より発売。

今まで鬼レアな東映ビデオや高額なセルオンリーの紀伊國屋レーベルDVD発売でしか見られなかったソフトをレンタルでみれるようになり嬉しい新作悲鳴!を静かに私はあげた。感謝DIGレーベル!

そのなかの1本をレンタル鑑賞しました。タイトルがながっ!って思いましたが。諸作このシリーズ続く。



一部かなりテレシネ悪い。映像、音ゆがみがパートカラーにあり。だが、それも猛烈な個性的ノイズととらえて見た。


いやあこれ「犯された白衣」やん!と思った。調べたら同年に制作されてました。

パートカラー
白黒
猟奇殺人
犯罪者目線
痴情三面記事の映画化

そんな趣をいちはやくしこしことインディでやり遂げていた先駆者だ。



物語はとある海辺。
毛糸の帽子をかぶるさえない小さな男。
行くは、元防空壕のあなぐら。そこは、暴行暗黒史たる暗闇の裸婦市場だった。さてこの事件は、いかに!
みたいな感じだ。

素晴らしいパートカラーは、のちの唐十三の「犯された白衣」からの内田裕也出演、私のオールタイムベスト圏内ムービー「水のないプール」までブラッシュアップされていく。いずれも必見。

なんかホントに今でもいますでしょこんな方、という具合に

性のやり場ない暴発偶発性を
過去のフラッシュバック回想をもとに
明確にあぶりだす手腕は、素晴らしい!

ラストの暗闇からの洞窟をぬける出口に
とてつもなく陳腐強固で常識的なナレーションが重なる。つまらなく響きながら。
扇情殺人
痴話喧嘩殺人
のある側面なんかもなあとも思いますよね。今や細分化してるが、

犯罪者のとある真理心理を単純に映画化した作品であります。

理解できないじゃすまされない人間の欲動たる海辺の殺人

おそろしき地味ですが、
そこらの野郎がやってそうですが、

良かったです。



さて
若松監督、海辺猟奇破廉恥殺人事件

猟奇エロホラーファン必見!


追記
正義をあぶりだすのも映画
悪人を赤裸々に描くのも映画
被害者を描写するのも映画
いろいろだ。
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