バルバラ役の女優さんは、私に『虚無への供物』より奈々村久生を思い起こさせる。彼女もまた東京でシャンソン歌手のラジオライターだったのだけれど。優雅で時折激しく飾らずともファム・ファタールで白い肌に黒が…
>>続きを読む実在したシャンソン歌手バルバラの記録。
その映画で主演を演じる女優が、役に入り込み過ぎて、役に取り込まれてしまうというところまでは既視感のある設定だが、本作では監督も女優に取り込まれていく流れで、…
カンヌ国際映画祭ある視点部門でポエティックストーリー賞を受賞。
バルバラ本人の貴重なステージ映像も交えながら、一個人のアイデンティティの崩壊と再生を描く。(映画.comより)
国民的人気シャンソン…
【2023年鑑賞⓪⓪⑦】
女優と役の境界が曖昧になっていくと同時に、私たちが今観ている場面は現実なのか芝居なのかも同時に曖昧になっていく不思議な作品でした。
マチュー・アマルリックは俳優として…
【第70回カンヌ映画祭 ある視点部門詩的映画賞】
フランスの俳優マチュー・アマルリックの監督兼出演、元妻のジャンヌ・バリバールが主演した。セザール賞では作品賞など9部門にノミネートされ、主演女優賞と…
実在したバルバラという存在を演じる中で1人の人間の存在が限りなく薄くなりまた新しい何かが生まれる過程を見ているかのような不思議な感覚
主人公の俳優のブリジット、伝記映画としての役柄のバルバラ、実在に…
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