やくざの親分の家に生まれた三兄弟、それぞれの苦悩と再出発を描く。一家を継いだものの生来気弱で風下に立つことしか出来ない金子信雄、就職はしたが家系故に仕事と恋に躓きドロップアウトする血の気の多い石原裕…
>>続きを読む裕次郎のサラリーマンもの、かと思ったら、喧嘩で会社を首のなり、やくざの世界へ。ワルの金子信雄は、中間管理職で、二本柳寛に裕次郎の始末を命じられ、¥る。当然巧くいかない。話に弾みがなく、単調。井上の凡…
>>続きを読むポケットに手をいれたまま、突然カメラ目線で歌い出す裕次郎。歌あり涙あり笑いあり 喜怒哀楽のツボをおさえた井上梅次の娯楽作
物語は戦前から。渡世の義理のために松文字組の親分のお命を頂戴した平戸寅次郎…
娯楽映画の名人井上梅次監督が、格調高く男の世界をハリウッド映画風に、秩序正しく任侠道の終末と明日への希望を託すラストに爽快感を抱かせる人情ドラマの傑作とした。金子信雄、石原裕次郎、青山恭二は、三兄弟…
>>続きを読む