病院を舞台に一人の若き理学療法士を通して、命のあり方を映し出す。
頑張っても、不可能なことが病院という世界では起こっていて
明日には、終わってしまう命なのかもしれない。
それでも、だからこそ こ…
●記録
理学療法士の視点からストーリーが展開。
人の人生に直接的に関わる仕事であるとともに、自分の力では病気をどうすることもできないという葛藤がすごく感じられた。
最後に亡くなった男の子のお母…
決して派手さはないが、深く考えさせられるテーマを扱っている。
三浦貴大は、悩みながら成長していく理学療法士を自然に演じていた。この人は、品の良さや育ちの良さが隠しきれない感じがする。今は無理をして…
あまり音楽が無いせいかドキュメンタリー風にも感じられたのもあって重めの展開。自分が携わった患者2人の死と親父がいつ死ぬか分からない状況が重なったら、そりゃあそうなるよね。だったけど、同じ妹がいる長男…
>>続きを読む受け持ち患者が死に、自殺し、アクシデントを起こして、家族の事実上の死。非常に報われない映画。辛くて重い。そして疑問なのは、c8の脊髄損傷の患者さんはあそこまでの筋発揮ができるのだろうか?握力があそこ…
>>続きを読む安易な作劇になっていない分、とても見応えのある映画でした。
主人公は大分の病院に勤める理学療法士。
本作では患者さんの理不尽な境遇と、それを目の前にしてなお何もできない主人公の無力さが徹底的に描か…
人間の死、命と向き合うこと
理学療法士の高野が、ガンで苦しみながらも家族の為にお金のために生きていく父や、下半身付随になっても諦めずに努力してリハビリするラグビー選手など、患者達の懸命に生きようと…
知多半島映画祭で知多半島出身の監督が自らご紹介されていた作品。
気になっていたので観れて良かったです。
評価は「悪くないんだけど、僕が見たかったものとは悪い意味で違った」です。
監督が元理学療法…
Ⓒ映画「栞」製作委員会