私がモーガンと呼んだ男/私が殺したリー・モーガン ジャズ史に刻まれた一夜の悲劇の真実の作品情報・感想・評価

私がモーガンと呼んだ男/私が殺したリー・モーガン ジャズ史に刻まれた一夜の悲劇の真実2016年製作の映画)

I Called Him Morgan

上映日:2017年12月16日

製作国:

上映時間:91分

あらすじ

ジャズ史に刻まれた一夜の悲劇の真実 1972年2月19日深夜、雪のマンハッタン。 イースト・ヴィレッジのジャズ・クラブ『スラッグス』。 33歳の天才トランぺッターの閉ざされた途。 そこに秘められた愛に迫る

「私がモーガンと呼んだ男/私が殺したリー・モーガン ジャズ史に刻まれた一夜の悲劇の真実」に投稿された感想・評価

アメリカ、スウェーデン合作映画です
ドキュメンタリーです
来月12月16日に公開なのかな
こっちでは上映しないなあ
まあこれは映画館でなくても
レンタルでもいいかあと思ってたらまさかのNetflixにあった!

最近、Netflixばかりですが
私はNetflixの社員でも、宣伝マンでもありません
Netflixをやめることはありますから

私が現時点で一番好きなジャズミュージシャン
リー・モーガン
ジャズトランペット奏者
1938年生まれ、1972年死去
33歳でした
ライブハウスで演奏の準備中に
会場で内縁の妻に銃撃されたのです
内縁の妻は婚姻届を出していない夫婦かな

まず初めに
私はジャズを聴き始めて20年になりますが
私はまだまだジャズに関しては勉強中の身だと思ってますので
偉そうな事は書けない未熟者ですが、
思った事、感じた事を書きました💦
そこはジャズにお詳しい方、お許しください
ジャズは奥が深いです

この時代のトランペット奏者ではマイルス・デイヴィス、クリフォード・ブラウン、リー・モーガンが有名かな

でもマイルス・デイヴィスはもちろんトランペット奏者としての奏法は革新的だったと思いますが、やはり彼はコンポーサーとしてジャズを変えたと思います
奏者としても、コンポーサーとしても頭脳的だったって感じでしょうか
だから私は奏者としての凄さはクリフォード・ブラウン、リー・モーガンかなって思います
この2人の演奏は私にとっては衝撃だったんですよね
演奏タイプは全く違います
クリフォード・ブラウンは繊細で美しい、優等生的な感じ
クリフォード・ブラウンとマックス・ローチ
のアルバムを聴くとそう感じます
リー・モーガンはクリフォード・ブラウンのような繊細さを持ちながらも、どころか自由で力強く堂々とした感じがします
アート・ブレイキー&ザ・ジャズメッセンジャーズとか、彼のリーダー作品であるキャンディー、サイドワインダーを聴くとそんな感じがします
サイドワインダーは1963年作ですが、当時のジャズでは異例のビルボードチャート25位までいったんですよね
私も初めて聴いた時は1曲目で震えました
これがリー・モーガンが好きになったきっかけと言ってもいいですね
上記で書いた
マイルス・デイヴィスについてや2人の演奏については異論があると思いますが
あくまで私の印象なので
お許しください

クリフォード・ブラウンが25歳の若さで亡くなり、次に出てきたのが若干二十歳くらいのリー・モーガンです
リー・モーガンはすでに10代でブルーノートでデビューしてましたから、まあ天才だったのです

そんなリー・モーガンの死を
殺害した妻ヘレンの証言、一緒に演奏した仲間や友達、殺害現場で一緒に演奏していたミュージシャンの話が延々と続きます

銃殺で亡くなったのは知ってましたが、これを観るとなかなかヘレンを責めれないなあ
彼がドラッグ漬けだったのも知ってました
ただ演奏出来なくなるまでどん底だったとは知りませんでした
入院もしていたのね
それを救い、再び舞台に復帰させたのがヘレン
そんなヘレンがいながら
リー・モーガンは女性関係が派手すぎた
結局リー・モーガンを生かしたのもヘレンであり、死に追いやったのもヘレンだった
彼の生死はヘレンが握ってたのかなあと感じました

今、リー・モーガンが生きてれば79歳
モダン・ジャズ時代を駆け抜けた、生ける伝説ソニー・ロリンズが1930年生まれで現在87歳で現役バリバリ!
もしリー・モーガンが生きてたら、革新的なジャズが生まれてたかも知れないなあ
そんな悔やみはありますが
この映画を観ると33歳という若さでの死は、
天才と呼ばれた彼の運命だったのかな

90分くらいのずっと
関係者のインタビューでしたが
あっという間でした
BF

BFの感想・評価

3.5
ジャズ・トランペッターで天才と評されたうちの1人、リー・モーガンの半生を追ったドキュメンタリー。日本でも有名な曲というと、「MOANIN'」のトランペッターですね。

昨年末に劇場で鑑賞した、チェット・ベイカーの伝記ドラマ「ブルーに生まれついて」を思い出しながら…。

当時のライブ映像、リー・モーガンと関わりのあったミュージシャン、作曲家などがインタビューを通して語ります。彼らに天才はどう映っていたか。
また、チェット・ベイカーと同じくドラッグに溺れた経緯、それを支えた周囲の人間模様、また音楽との向き合いを知っていく構成となっています。

僕がジャズ・サークルに所属していた学生時代に、リー・モーガンはとても近い存在でした。セッションでは「CANDY」が流行し、レコード屋へ行って「SIDE WINDER」のCDを買った思い出があります。

「1972年の幕開け」
彼らの人生を知り、苦しくなるのと同時に、華やかで駆け出しだった頃の、若いリー・モーガンのアドリヴが今までよりもより活き活きとして、しかし繊細に切なく聞こえてきます。