俳句のように簡潔で、甘えがなく、透明な感性。日常的な非日常。皆が知っているが忘れている大切なもの。それを表現する才能。
それがなければ彼は浮浪者同然。ヤク中のクズとして罰を受けたかのような惨めな顔…
4Kレストア版と感想同じです。
まさか大スクリーンで観れると思っていなかったから、上映してくれるだけで本当に感謝しかない。
いろんな意味で名を残したジャズマンだよな。前に読んだ本に出てきていてすご…
自分もチェットの没年齢を越えて、20年ぶりに鑑賞したのが走馬灯のようで不思議な気分。劇中では「exes」と称されている過去の恋人や配偶者が勢揃いしているのに驚いた。初見の時も同感だったのを思い出した…
>>続きを読むチェット・ベイカー本人と彼をめぐる人たちが語り、チェットの歌とトランペットが流れ続けるドキュメンタリー。別に時系列をきっちり追うわけでもないのだが、曲と話と映像が切り替わったり重なったりしていくのが…
>>続きを読む人は愛や恋を目の前にすると酷く臆病で
言葉と行いはいつも裏腹になってしまう
そんな中間にジャズとチェットの歌声はあるのだと思う。
哀しみと孤独で濡れる夜も、彼の吐く永い音色が涙で濡れた頬をそっと…
どうしようもなく、女にだらしなく、ヤク中で、最後は文字通り転落して死んだ男。
でも、どうしようもなくただただささやくような歌声は完璧で、抗いようもない。
後にも先にもこんなミュージシャンは出てこな…
Bruce大先生が撮る稀代の天才トランペッターChet Baker。
途中、あまりの心地良さに寝てしまったが、(チェットのメロウで優しい演奏と美声のせいだ)
私をジャズの虜にした第一人者がいかに天才…
バーでマスターが教えてくれた映画。チェット・ベイカーが使っていたのと同じトランペットも吹いてくれて、とても優しい音だった。晩年の(という歳でもないのだけど)チェット・ベイカーの顔が好きなんだけど、改…
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