レッツ・ゲット・ロストの作品情報・感想・評価

「レッツ・ゲット・ロスト」に投稿された感想・評価

ブルースウェーバーがチェットベイカーを撮っているドキュメンタリー映画。
モノクロとチェットの甘い歌声がどのシーンを切り取っても絵になる。
モノクロに淡いブルーの文字といえばこれ。
ヴィンテージTシャツ欲しいなー
Kaz

Kazの感想・評価

4.2
写真家ブルース・ウェバーが、チェット・ベイカーのドキュメンタリーを撮影する。
公開当時、この画期的な作品は話題になり映画館に見に行ったな。
チェットのクズで儚い生き様を、淡いトーンで淡々とフィルムに残すと、見た人の脳みそにそのシーンが、焼き付いて離れない。今だに。
BON

BONの感想・評価

4.0
1989年度アカデミー賞長編ドキュメンタリ 一部門ノミネート作品。ファッションフォトの第1人者ブルース・ウェーバーが、1989年5月13日、アムステルダムのホテルの窓から転落死した稀代の名トランペッター“チェット・ベイカー”本人が歩む人生の流転をモノクロームの鮮烈な映像美で描き出すドキュメンタリー。

甘い声に端正な顔立ち、それに“チェット・ベイカー“というソフトな響き。この生まれながらにして破滅的な美しさを誇るジャズミュージシャン、チェットに魅せられて集う女達、ジャンキーになるまでの過程や葛藤苦悩を幾多の赤裸々なインタビューで進む迫真のドキュメント・フィルムだった。

チェットの消え入りそうな甘ったるい声で自分が好きな『My Funny Valentine』が流れるシーンにはうっとりして感激。タイトルさながら全編で流れる名曲の数々は最後まで美しい。とにかくパキッとしたブラック&ホワイトのザラついたモノクロームの映像にマッチして、80年代に製作されたとは思えないほどムーディー。

そしてジャンキーと前歯を折られたことなど壮絶で痛々しく絶望的な悲しみ。

こんな良い映画が未だにVHSとは信じられない。
sonozy

sonozyの感想・評価

4.0
ファッション・フォトグラファーのブルース・ウェーバーによるチェット・ベイカーのドキュメンタリー。

ウエストコーストのクール・ジャズの象徴と言われた若かりし頃とは大きく変わり、57歳にしてはシワだらけで枯れすぎた顔立ちは、何年ものドラッグ漬けのせいなのか。

過去の写真や映像、本人のコメントの他、彼の悪口を笑いながら語る複数の妻や子供たち、愛人(ルース・ヤング)、母親なども登場。
薬物絡みで何度か逮捕されたり、暴漢に歯を折られたり..かなりメタメタな生き様。
それでも、アンニュイでメロウな歌声とトランペットは健在。

ラストに監督が「この撮影、数年後に見たら、良い時間だったと思えるかな?」と訪ねると、「美しい夢みたいな貴重な時間だったよ」と語るチェット。

この撮影終了の後、彼は58歳でアムステルダムのホテルの窓から謎の転落死となってしまう。
警察の報告によれば、トランペットを手にした30代男性に見えた。
というラストメッセージが悲しい。

英語字幕で理解不十分なのがもったいない。。

「Almost Blue」を歌う彼の姿。沁みます。
https://youtu.be/E4IridL_2XU

※『ブルーに生まれついて』で、イーサン・ホークがチェット役を熱演してましたね。
はな

はなの感想・評価

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チェットベイカーは『ブルーに生まれついて』で知ってから大好きになって一時期かなり聴いた。
喋り方が素敵すぎて辛くなってくる。とにかく音楽が良い。白黒かっこいい。シワシワの顔もかっこいい。亡くなったの悲しいし辛い。
bluestar

bluestarの感想・評価

3.8
渋谷パルコで大昔観ました。
ジャズも聴いてみようかなという若い頃にイケメントランペッターが居ることを知り、見た目から入りました。笑。
当時カルバン・クラインの広告写真で人気に火が付いた本作の監督ブルースウェーバーの写真集も大人気でした。青山ブックセンターでANDY BOOK というイケメンボクサーの写真集を見つけた時には美しさに即買いしたのだけど、そのボクサーがまたチャット・ベーカーの若い頃の顔にお目影がちょっと似てる。ブルース・ウェーバーはイケメン好きだから好みが似ちゃうのかなと当時思っていたのだけど。

この映画でおじいちゃん顔になったChat Beaker はまだそんな老人の歳じゃないんだけどあまりにも老けちゃって、薬に溺れていて切なくなります。亡くなった原因も残念すぎるし。
白人、イケメン、されどJAZZトランペッター&シンガーとしては評価された実力があったにも関わらず…。

チャットは若い時本当にカッコ良くて、ブルース・ウェーバーの手にかかれば、老け顔の彼もまたアート作品の一部となる感じ。

今年2019.4月、代々木公園前にあるハンバーガー屋さんへ行き、席についたら、目の前にこの映画のポスターが飾られていて、嬉しかったです。

イーサン・ホークのは、ちと違うかな、本家にはカッコよさは敵わないだろーな、とまだ観てません。
イーサン・ホークのよりこれだ!って感じで
撮られたという奇跡、そしてlush life。
チェットという生き様、ジャズマン。
素晴らしいモノクロで彼の顔が刻まれる。
チェットベイカーの知識ゼロでドキュメンタリーを観たけど案の定寝たり洗い物したり日を跨いだりしてしまった

詠うような喋り方で心地良かった
劇中の曲もかっこいい
色々聴いてからもっかい観たい
hepcat

hepcatの感想・評価

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チェットベイカーの人生を描いたドキュメンタリー映画
はぁ〜若い時のチェットかっけぇぇぇ

56年のマリガンとやってる時の映像
20代のかっこよさを教えてもらった、、

ジョージハミルトンとチェットの映画?のワンシーンが切り取られたが、ジョージハミルトンがただの色男に見えるレヴェル
銀幕スターは銀幕の中だと最強にかっこいいんだけど、ジャズメンは四六時中かっこいいんだよな
ジャズが生き方そのものだから

ニューヨークにいるHIPな男達に憧れて人生、生き急ぎすたのかな
わかるけど、、

日本だと尾崎豊とかがそうだと思うんだけど、青春っていう特別な才能の持ち主って目線?が明後日というか二つ先くらいを見ている気がする


p.s
チェットで好きな逸話があるんだ
とても寒い冬の日 雪がしんしんと降っていた
いつもの様に車を運転していたんだけど、オープンカーのシートも閉じないから車には雪が積もっていたんだ
車に積もる雪も忘れて車から流れるズートシムズに聞き惚れてたらしい
めちゃくちゃHIPすぎる
主体性が出てたり、被写体とべったりなものよりも冷徹に突き放したドキュメンタリーの方が圧倒的に好みなのだが、これは別。何回観ても泣きます。
大傑作。
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