2021/6/13
父の自殺によって東京でいい加減な暮らしをしていた息子が故郷に帰る。父はどうやら大手部品メーカーのリコールを告発して潰されたらしい、という事がわかる。
生前の父に世話になったという…
山田孝之、企画原案
社会派作品。
清原果耶演じるナナを希望と捉え、正義と善悪、希望と絶望を昼の夜の両極端の対象を描写した作品。
正義の暴走の果てに待ち受けている現実とは？
最初はリコール隠しの被害…
昼の児童養護施設と夜の仕事が交錯する描写(玉ねぎの皮を剥くのと札束を数えるのなど)、奈々の誕生日で逃げ出すシーン、最後の泥まみれになって奈々を訪れるシーンの2人が印象的。家族はどう思い合うのが正しい…
>>続きを読む「宇宙でいちばん〜」から遡って鑑賞。
物事の善悪は表裏一体。紙一重。
『正しい』ことは人それぞれ。
自分の信念をどこに、何に見出すか。
『大切な人を守る』のは簡単なことではないけれど、誰かを想っ…
たまたま観た作品が藤井監督のこと多いなあ。山田孝之脚本なんね。笠松将アングラ役多すぎて、もはやそちら側の人間でないことに驚く。正義が必ずしも善じゃない、難しい。大人になる、当たり前、普通、人それぞれ…
>>続きを読む善とは？悪とは？こういうテーマは、すごく好きです。巨大組織の不正を暴こうと臨み、結局押し潰され、自ら命を絶ったと言う入り方は、非常に興味をそそられました。しかしながら、脚本が残念。これ以上の盛り上が…
>>続きを読む正義を持ってしても権力には敵わない、罪を犯してでも守りたいものがあるという、まさに藤井監督の「新聞記者」×「ヤクザと家族」を掛け合わせたような作品
それぞれの正義のもと罪を犯す様子は、もちろんダメ…
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