優しい時の今泉力哉作品だった。
キャストも少なく、珍しく多角的じゃないシンプルな初恋物語だった。
こっぴどい猫や午前3時の無法地帯、街の上で等の終盤にかけてのワチャワチャ感とほんのりギャグセンスが…
劇中にでてくる、現実でもふとした瞬間頭に浮かびそうで、言えそうで、でもこんな丁寧な文章言えないよ、って思うくらい美しく紡がれた言葉が好き〜!!
「つきあえなかった好きだった人のこと、嫌いになれる?…
ほのぼの系で好きだった。
好きってなんなんだろうと考えたけど結局よくわからない。
結婚の決め手ってなんなんだろう。
タイミング?
好きと憧れの違いは、一緒にいて落ち着くか緊張するかだと聞いたことがあ…
最後のシーンでタモツがフミに告白したとき、自分が一番じゃないことを知ってるフミは少し驚いた後に「良いけど好きにならないでね」って、まだ好きなのにそんな言えるの強いなって思った
そのセリフ言った後の寂…
今泉力哉に人間を交差させたら右に出る者はいない。
「好きだった人のこと、付き合わないで嫌いになれる?」
これはガツンと来たな。わかってるけど誰も言葉にしなかったことを言語化された。
孤独について…
映画「パンとバスと2度目のハツコイ」製作委員会