蜂蜜の作品情報・感想・評価

「蜂蜜」に投稿された感想・評価

otom

otomの感想・評価

4.0
ユスフ3部作『蜂蜜』。3本ともオープニングが凝っている訳であるが、『蜂蜜』が内容含めて一番面白かった。美しい。
れぼこ

れぼこの感想・評価

3.9
トルコ映画・ユスフ三部作の最後の作品。

いつも見終わってから作品をリサーチするもので、これが三部作ラストとは知らずに見てしまいました。
しかし物語の時系列的には、この作品が最初のようだったのである意味助かったのかな?

音楽も使われずに、物静かに淡々と進んでいく物語は、神秘的ともいえる神々しさに包み込まれそうになる。
台詞も少なく、眠くなりそうかと思えばそうでもなく、映像で語るかのような描写は是非見逃してほしくない。

この感覚を忘れないうちに、早く続きを見たいと思います。
柊

柊の感想・評価

2.1
何かポスターやチラシにひかれて観たけど、あんまり印象に残るところがなかった。
Tyga

Tygaの感想・評価

4.1
三部作最後の一本。

ユスフの子ども時代と思ってたけど、どうもユスフは1人ではないらしく、それぞれ非常に緩いつながりで三部作になっているみたい。

このユスフは深い森の中で両親と動物たちに囲まれて暮らす吃音の男の子。

そして、この監督は映像で語るのが超上手い。ユスフがバケツの水に映る月を掬い上げようとするシーンなんて美しさしかない。

ユスフがきっと1番後悔しているのは、お母さんが夢の話を始めたときに、誰にも聴こえないように喋って、と言えなかったことなんじゃないか。

三部作をまとめると
「蜂蜜」が父について
「ミルク」は母について
「卵」が家族やその不在について
だと感じた。
てか、これどこから観てもいい気がする。
最初見たときはそれっぽい格式高いような映像撮ってるだけと見当違いな評価を下してしまったけど、改めて見たときにはその美しい映像と台詞少なく行動で語る演出、絶妙なカット、そしてノスタルジックな雰囲気で素直に感動できたけど、これも純粋に映像に浸るようになった賜物か
riekon

riekonの感想・評価

3.0
言葉や会話が少なくても行動や表情、目線で主人公ユスフの気持ちが凄く伝わってくる作品ですね。
胸がギューっとなります。

お父さんと小声で話したり蜂蜜取りを手伝ったりお父さんとの関係が良くて。
だから夢のシーンや音がして振り向くシーンとか辛いなぁ。
ミルクを飲むシーンはお母さんを喜ばせようとしているのが伝わって泣けちゃった。美しい自然に落ち着くし綺麗なラストシーンがとても良いです。
あと2作品も是非観てみたいですね。
nekop

nekopの感想・評価

2.7
字幕
綺麗ではあった
緘黙だか吃音だかの子どもがかわいかった
pika

pikaの感想・評価

5.0
カプランオール監督による自伝的作品「ユスフ3部作」の最終作。
大人→青年→少年と遡り、作品毎に繋がりはないが、自伝的作品とのことで監督がおそらく自身を投影したユスフという人物の成り立ちを朧げながらも追うことができる。遡っていく作品の構成が面白くて、見て行くことで前作のキャラクター性や感情に奥行きが広がり、独立しているのにそれぞれが影響し合って引き立てている。
3部作全てを見る必要はないが、見るとさらに深く味わえるという稀有な面白さがある。
人生の再生、人生の希望と現実、そして今作は人生とはなんたるかすらまだわからぬ純真な子供が初めて直面する人生というのだろうか。

少年は人前で上手く言葉を話すことができない。観客から見てもこの少年が何を抱えどんな想いで目に映る人々や景色を見ているのかはわからない。
彼を取り巻く両親や学校の先生やクラスメート、近所の人々や親戚などを彼の目線から映すことで鏡のように少年の存在が見えてくる、映画の中の虚構だと他人事だと見ていたものが境目がわからないくらいになだらかに同調していく感覚がある。

音楽や説明的な言葉を一切排除して見せゆく演出は子供の目に映る世界を通して表に出さない感情や愛情、願望などを繊細に繊細に描写していく。
ドラマが内容がどうだとか、メッセージが云々とかそういうものではなく、映画の中に自分を見つけるかのように没頭し酔いしれ堪能する、映画体感という面白さが詰まった傑作。
mito

mitoの感想・評価

-
評価が難しいタイプ。

内容自体は非常にシンプルだけどそこは大事ではない。
何気無い生活を垣間見たり、森の幻想的で美しく、恐ろしい一面を見たり・・・。
それを自発的に発見する映画って感じ。
僕の名はユスフ、トルコの小学生(低学年)。山岳地帯(といっても緑豊な深い森)に父と母と3人で暮らしている。母さんは茶畑で働き、父さんは蜂蜜とりの仕事をしている(と言っても近代的な養蜂家ではない)。森の高い樹の上のミツバチが巣を作りそうな場所に巣箱を仕掛けておいて、その中に巣を作らせるのだ。仕掛けるときも、収穫するときも、ロープを使い高所に上って作業する危険な仕事だ。蜂蜜が取れるかどうかはミツバチまかせ、神まかせの世界
          *
今年はミツバチが来なかった。だから父さんは崖に巣を作るといって出かけて行った…
          *
現代のトルコの話です。こんな蜂蜜とりが今でも行われているということを初めて知った。 全くBGMなし、とても静かで絵が印象的で美しい、でもちょっと眠気を催してしまう、象徴的な雰囲気の作品。
          *
ユスフのモデルは監督自身(セミフ・カプランオール)。彼を主人公にした3部作の第3作。3作(「卵」「ミルク」「蜂蜜」)はそれぞれが、3大映画祭で受賞していますが、だからというわけではなく、トルコの人々の生活が飾り気なく描かれていて好感が持てたから、他も見てみようかな。
>|