エカ・クルニアワン『美は傷』読んだ流れで鑑賞。いやまじで凄くないか…?
人殺しが平然と映り、殺しの内容を誇るように語り、演じるという異常な環境。アクトを通じて、自身の行為の意味を知る。
暴力は構…
筆舌に尽くしがたいほどの残虐なことを行った人間の内面を、非難することも抗議することもなく、再現を演じさせることを通じて当事者に語らせる、という監督の視座に静謐な厳しさを感じた。
「自分が何をしている…
ずっと観たかったやつ。
エーリヒ・フロム「悪について」を地で語るような映像の連続。
補助テキストにしてはとてもじゃないけど笑えない、ナマ感、グロ味が全体にほとばしってる。
デヴィ夫人は本当に無事…
1960年代のインドネシアで密かに行われた100万人規模の大虐殺。
再現映画の撮影で被害者の取材NGが出てしまい、加害者に被害者を演じてもらうドキュメンタリー。
自分が犯した罪の重さを自覚しろとい…
なんだか初めから純なドキュメンタリーを撮るという気は伺えない。終わりに流した涙を引き出したかったのなら、全面に映画(虚構)であることを押し出す必要もなくて、ましてやあんな変(穏やか)な心象風景なんて…
>>続きを読むとんでもない映画だった
なぜか殺人を描く映画より、殺人を演じるメタな視点の方が不愉快だ
賄賂、政府との癒着、イデオロギー
単なるダフ屋を殺人マシーンとして煽った社会構造が継続しているのが印象的だっ…