アクト・オブ・キリング オリジナル全長版の作品情報・感想・評価・動画配信

「アクト・オブ・キリング オリジナル全長版」に投稿された感想・評価

65年のインドネシア大虐殺の実行犯が当時の殺害現場の様子などを再現するぶっ飛びドキュメンタリー

実行犯に被害者役をやらせて罪の意識を芽生えさせるジョシュアが一番すごい
貧しく、厳しい環境で生まれ育った彼らには力の世界が魅力的に感じたでしょう。
繰り返される共産主義はどのような主義主張なのかも理解している訳でもなさそうで、雑に突っかかって粛正していたように見える。
ロールモデルもギャング映画(接触認知は接触認知でしかないんだなあ)だったりとプラグマティックかつロマンでも感じているかのよう。接触体験が良くない方向。いつも数人で連み警戒し、ある物は悪夢にうなされる。
プロパガンダと自身の療養の為の映画作り
に感じる。
終始胸くその悪い映像体験なのだが、彼らの幼少期に豊かな教育や遊びの体験があれば、このような蛮行を行う事も、PTSDに悩む事もなかったのでは。
オリジナル版より、アンワルの心情にフォーカスしてわかりやすくなった印象があります。

アンワルは最後改心したのでしょう。それがこの映画の見方としては正解だと思います。
ただね、反省しようが改心しようが、やってしまった事は消せないんですよ。それだけは言いたいです。
2022-126

このレビューはネタバレを含みます

映画のなかで、大虐殺の加害者が過去を少し後悔しているような描写が含まれています。私には、徐々に加害者が罪悪感を抱いていく様子の編集に、監督の主観的解釈や希望が混ざっていることが、ちょっと鼻につくものに感じられました。

だから途中から、「ドキュメンタリー映画はあくまで、製作者の“作品”である、ということを念頭において鑑賞する必要がある」ことや、「ノンフィクションは事実(真実そのもの)ではない」ということを、他のドキュメンタリー映画よりも、やたらと意識しながら見てしまいました。映画は報道じゃないんだと。

具体的には、スクリーンの中の実在の人物に対して、本当はどう思っているかとか、改心したのかとか、どんな人物なのかを分析しないようにしたり。ただ、映画監督の目をとおしたら、この大虐殺や加害者達を見た姿はこんな感じだったんだな、とだけ、思うようにしたり。

上手く言えないけれど。。

性善説に丸めこまれたくない、みたいな。
改心する描写を事実だと思うことで、後味を和らげ親しみやすさを増やして娯楽になりそうで嫌、というか。

ノンフィクションは事実ではないという視点を意識することで、むしろ現実/事実に近づけるんじゃないかとか。

我ながら日本語不自由だし、
ひねくれている、、❗️

そしてドキュメンタリー映画を観る際の立ち位置が定まってないもよう😅
ジメジメしたレビューでごめんなさい💦
これでも結構書き直したんだけど🥲

私の中では、「映画鑑賞」は娯楽性が高くないと消化できないのかも。だからサスペンスとかミステリーが好きなのかも。だから病気とか死とかが題材の映画が苦手なのかも。修行が足らぬ。



まぁとにかく、世界にはこういう場所もあるのかと少なからずショックをうける映画には違いないです。ケビン•カーターの「ハゲワシと少女」を思い出しました。


こんなことをする人間の気がしれない。じゃぁ、そう思ってから、私はどうするのか。「衝撃的なものをみた」だけで終わらせてしまったら、刺激を求めて楽しんだだけみたいだ。

この映画は公開時、たくさん受賞してるけど、授与した先進国では何かムーブメントがあったのかしら?


そして、どっちがmajorityなんだろうって思った。
映画の中の世界と、安全な場所にいる私と。
 アンワルが改心したかに見える構成だが、最後の方こそむしろ芝居がかって見えたのは気のせいだろうか。
 ヘルマンのエンターテイナーぶりが凄かった。落選した後娘に「俺が死んでも〜」とか語るあたりのセンスもいいし、絵が強い。ホント俳優やるべきだよ。
sumicco

sumiccoの感想・評価

4.0
主演は
本物の殺人者たちです。

俳優ではなく
実際にその手で、何百人もの人間を
楽しげに踊りながら
犯したり、拷問したりした挙句に
サクサクと殺していった人たちです。

1965年
インドネシアで起きた
共産主義者撲滅大虐殺を振り返る
"加害者視点" のドキュメンタリー。


「当時、俺たちがしたことは誇らしい」
と言ってのける人たちが
50年経った今もなお、国民的英雄で。

そんなに誇らしいことならば
ぜひ、カメラの前で再演してみてください、
それを映画にしましょうよ、と持ちかけたら
むしろノリノリでオッケーだった、
という企画の入り口が
すでに多くを語っているな、と思います。

「俺たちがどうやって殺したのか、
 世界中のみんなが観るんだ!」
 
この言葉をどうしたら
喜びの言葉として口にできるのか
正直、
「狂ってる」の一言で片付けてしまいたい。

でも。

それだけ洗脳が強く
外側の世界のことがなにも見えていない
全盲の状態に近い証拠でもあり。

彼らにとって
"見えてしまう" ことは
自らの精神の死に値することだと
本能的にわかっているからこそ
見えそうになっても、仲間同士、
お互いの目を覆い合ってきたのかも。


166分、
かなり重いです。

息苦しさのあまり
フィクションだと思いたくなる脳が発動して
これはリアルだと気付くたびに
また息苦しくなる、の繰り返し。

でも
ラスト15分の価値は凄まじいです。
戦争で人が人を殺すということ、を
未だかつてないほどに感じることができた
濃すぎる15分でした。
Yuna

Yunaの感想・評価

-
加害者側の視点を撮ったドキュメンタリーなんてあるんだ、って正直思った

挑発的で挑戦的だね
真砂

真砂の感想・評価

3.1
退屈なシーンが多いけど、じわじわと異常性やその状況が伝わる。主人公の微妙な変化も見もの。人それぞれに出来事に対して、対処しているように思える。なぜこれらが起きたのか。なぜそれが今も裁かれないままなのか。世界の動きの恐ろしさも感じる。
maipop

maipopの感想・評価

3.6
アルパチーノに憧れた、チビデブギャングが何百人もの民間人を共産主義ということで正当化して虐殺した。こちらが機嫌が悪くなるほど、誇らしげに話しててムカつく。『クーデター』とかみるとイメージつきやすいかも。
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