このレビューはネタバレを含みます
監督の企みで奇跡が起きたドキュメンタリー。
勘ぐれば全て意味深に聞こえるセリフの数々、無駄なシーンが1秒もない。
あれほどおぞましい嗚咽は聞いた事がない。あの嗚咽は100万人の被害者の悲鳴、叫び、怒…
おすすめはしないけど私は知っておいてよかったなという映画になりました。
人は簡単に人を殺せる。
殺さなきゃいけないって思えば殺せるんだ、私もいつそうなるかわからないよ。
全くの他人事と思ってはいけな…
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忘れてはいけない愚行の記録。これは究極のドキュメンタリーでした。
1965年から66年にかけて、インドネシアで政権を巡る権力闘争を引き金にして行われた ”赤狩り” の大量殺戮。100万人規模だった…
撮影手法は本当にただのドキュメンタリーなのに、内容が濃すぎて、自分の感情をどう表現したら良いのか言語化出来ないというか、見終わったあとは言葉を失ってしまう内容でした。
本当に色々と考えさせられる良…
1960年代のインドネシアで起きた大虐殺の加害者でありながら、現在は共産主義から国を防衛した英雄として讃えられているギャング集団の"プレマン"と、同様の行為に加担した民兵たちに焦点を当てたドキュメン…
>>続きを読む時々みたくなる映画。大傑作。ラストシーンの悍ましさに戦慄しながらも、監督の試みがうまくいき過ぎていて感動、作品の完成度の高さ、そして二度と撮れないかけがえのなさに涙さえ出てくる。ドキュメンタリーの最…
>>続きを読む二度は観たくなかったこの超絶作を長い完全版の方でまた観ちゃったのは、ガザの現状記事読んじゃって精神傾いちゃったから。ゲームのように民間人撃ち殺してるというイスラエル兵。ナチ再来の歯止めのはずの歴史的…
>>続きを読む本当に胸糞悪いドキュメンタリー
登場人物が十人十色の悪のあり方を見せてくれる。
健全ではない登場人物の笑顔、引きつる笑顔、笑うに笑えない本当に間抜けな演技シーン、最後の耳を塞ぎたくなるような音、こ…
久々にすっごいの見たって気持ち
虐殺犯が自分らでその英雄的な目線で回顧録映画を作りながらやっと自分が何したか気づいていく話
この映画がない方が幸せでいられる人たちが今でも日常を送っているっていうのが…