高校一年生の主人公は人前だと上手く話せずクラスで浮いていたが、音楽好きの女子と友達になり、バンドを組むことで少しずつ変わっていくのだが・・・みたいな青春もの。
前半はかなり良かった。
上手く話せな…
柔らかい光があって優しい色合いの作品だけど、話の内容は結構現実的な話だった。希望みたいな部分もあったけど、心が痛くなる瞬間が多かった。
自己紹介の時のあの苦手な空気感がとてもリアルで良かった。
自…
吃音ではないが自分も思春期の一時期、赤面症になりかけたことがあるので主人公の苦悩がよく分かる。意識すればするだけ症状が悪化するという状態は本人にとっては無限地獄のようなものだ。感情移入して胸が苦しく…
>>続きを読む高校に入学した志乃は、自己紹介の時に上手く喋れず、ひとりぼっちの学園生活を送っていたが、ある出来事をきっかけに同級生の加代と仲良くなる
・ぼっちざろっくや古見さん的な感じかと思ったらまた違う
・…
音痴だけどミュージシャンを夢見る女の子、
人間関係がうまく築けない男の子(ASD+ADHD?)、
そして吃音を抱える女の子。
それぞれが、周囲から笑われやすい欠点を持っています。
物語は、そんな彼…
©押見修造/太田出版 ©2017「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」製作委員会