ボクは坊さん。の作品情報・感想・評価・動画配信

「ボクは坊さん。」に投稿された感想・評価

もち

もちの感想・評価

3.7
出先でたまたま観た笑

笑えたり、うるっときたり
親戚に若いお坊さんいるから、こういう感じなのかなぁと思ったり
【過去に観た作品】2015.11.1

原作のエッセイをどういい切り口で映画化するのか、とても興味深かった映画。
   
高野山で修行したものの、書店員になっていた主人公が
祖父の死で、いきなり住職になり、檀家さんや地域、仲間、同業者との関わりの中で、
「僧侶」になっていく過程を丁寧に描いていた。
       
シンプルな坊主成長物語にしてあったが、坊主グッズや笑いも盛り込み、涙も誘い、仏教の教えをさりげなく盛り込み、
生き方を導いてくれる
ような映画になっていた。
      
原作にはない、幼なじみの男女を配置することで、女子はヒロインとして、後半のドラマティックな展開を演出。

イケメン男子は、僧侶が「理想」や「建て前」としたら、相反する「現実」や「本音」
として配置していた。
       
お葬式だけじゃない坊主の仕事、葛藤を示しつつ、最後は希望の残る終わり方で、
清々しい映画だった。
   
エンドロールに「特殊メイクスーパーバイザー 江川悦子」とあり、「ギャラクシー街道」でも特殊メイクを担当されていた方で、あれ、特殊メイクなんて、どこにあったの?
と思っていたら、監督が「伊藤さんの頭は剃ってないんですよ。特殊メイクです」と
おっしゃって、びっくり。

違和感は全くなかったけど、どうりでキレイだと思った。
    
   
上映後は、真壁監督の舞台挨拶。長編映画としては、第一号の作品。

企画は5年位まえにあったそうだが、「地味な映画なのでお金が集まらなかったが、高野山1200年にちなんで、スポンサーがついた」そう。

今治市と高野山でのロケだが、
お寺はもちろん、書店や病院も原作者が実際に関わっていた所でのロケだったそう。
    
パンフの裏に、真壁監督にサインをもらった。
   
原作本は、糸井重里の「ほぼ日刊イトイ新聞」ウェブサイトで、の人気連載をまとめたもの。ミシマ社出版。
   
nobuo

nobuoの感想・評価

2.9
「ほぼ日」で連載されていたエッセイの映画化。コレ観るなら原作を買って読んだ方が良いです。あちらは素直に面白いし教養にもなります。

単発エピソードの連なりであるエッセイに物語性を加えるためか、強引なお涙頂戴鬱要素を入れたのは解せない。その回収・解決の仕方もあまりに雑。ついでに方言と標準語の使い分け演出も雑。そして鬱病とパニック症状への向き合い方も酷すぎる。主演:伊藤淳史の親族に起きた境遇を考えると、なおさらこれで本当に良いのか!?と言わざるをえない。

エピソードが完全に渋滞を起こしていたので、1クールのドラマ向きな題材だったように思われる。良作になるポテンシャルはあった。

ベストアクトを見せたのは駒木根隆介。本職の坊さんにしか思えない程のリアリティ。そもそも原作者の白川氏にそっくり。filmarksの役者欄に入っていないのは何故だ。
愛媛県今治市永福寺の24歳で住職になった新米僧侶の奮闘の日々を綴ったエッセイが原作の作品。
親しい人が脳出血で植物状態になり、気持ちの整理が出来ないシーンはお坊さんだって人間だものね…と思いました。
長老との絡み、戒名や弔いのシーンが良かったです。
2021/232
この映画を見ているヒトトキが佳い時間だった。

子どものころ、近所のお寺の境内が遊び場だった。
お遍路さんがくるような人が行き交うお寺じゃなかったけど
本堂の屋根のうえにボールを投げて遊んだり
本堂の軒下に潜り込んで土蜘蛛をとったり
本堂の周りにある竹林の中で隠れんぼをしたり
そんなころを思い出した。
宗教の押し付けではなく
カジュアルにお坊さんの生態を
観せてくれて良かった。

お坊さんだって
本音と建前はあるよね。
現実の世界の出来事を
全部飲み込めるわけじゃないよ。

しさしぶりにイッセーさん観たわ。
お腹出しすぎ(笑)
アトムおじさんに見えた(笑)
えりか

えりかの感想・評価

4.0
クスッとしたり、ウルっとしたり心が温まり、仏教やお坊さんの世界を垣間見ることのできる作品でした。

生きている状態はとても短く特殊な状態。
なるほどなと思った。辛い日が続いてもその中にある小さな幸せを見つけて一日一日を大切に過ごす。

なんだか晴れ晴れとした気持ちになれました。
s0o0gle

s0o0gleの感想・評価

4.1
高野山また行きたくなる
私もなんでも仏教の教えとかインド哲学的世界観で考えてしまうところがあるんだけど、それは考え方をカテゴライズしてそれに当てはめようとしているだけで、本当に煩悶している人には当てはまらないというか何か他人事っぽく聞こえてイラッとしちゃうんだろうね

光円和尚(というか坊さんになるには改名が必要なんだ)が空性を完全に理解し、成道を果たして地下壕に入って代々そこは奥の院と呼ばれるようになったエンドを期待したけど凡夫のまま終わった(ネタバレ)

あと住職なった途端両親が敬語使うのはお寺あるあるなのか?

【ツボったところ】
・般若心経無限ループバグ
・「死ね」って言われるのは生きている証
・神通力ファール
・過呼吸になるのは通常思春期の美女
じう

じうの感想・評価

4.2
「お前は本当にそう思ってんのかよ」
(*'▽')これお坊さんに言ってみたいな。


「なぁおじいちゃん、人間って、死んだらなーんもなくなっちゃうん?」
「ほおか、ススムはそういうことが気になるんか。そしたら、坊さんになれ」 

なんか、邦画を選ぶとき、悩んだら、濱田岳が出てる映画を選んでしまう…(*'▽')濱田岳はなにやっても濱田岳だから困るし良い。

主役は電車男の人ね(*'▽')丸坊主だ

酔っぱらってマンションの壁から2階まで登ってくの笑った


「場所を作ったからじゃない。人は、人のもとに集まるんじゃからのう」

  
「百姓しとるとよくわかる。手間暇かけて育てた作物も、たった一回の台風で根こそぎやられてしまう。そんなとき、自分の力は、なんと無力か。…けどよ、ここにくるとな、自分が、この広い世界のちっぽけな一つなんだと思えて、無力なのも納得できる」

「自分は、自分一人で自分なのではない。周りの世界があってここにある、そう思えば自分の身に降りかかる大変なこともありがたいことの様に思える」
「あなたは人間でもない。神でもない。気味の悪いその物なのだ。そして、その物であること、その物でありうる秘密を俺たちには語りはしないのだ。」
と、私のウルトラ大好きな武田泰淳さんの『異形の者』の一文。
それは全く別の方向を向きながら自分を見透かしてるような。
今作の仏のアップで、一層強く思った。
祈っても、目の前で何があっても、仏さんはただそこにあるだけ。本当に気味が悪い。けど、十字架に磔にされて目を背けてる人とは違った趣きもある。
だから正直に言うと、全てが好転してくこの物語は世俗的すぎてありがたみも何も感じなかったりする。んなことしなくたって、梵と我は全て繋がっている、とそれだけで良かったんじゃないかな。
イッセー尾形さんが、この浮いた雰囲気を多少なりとも引き締めてくれたのは良かった。
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