何者でもない私が未来が詰まっていると幻想を抱いていた東京の地で埋もれた私は何者であるか。どうして時の流れに身を任せるだけの何も持ってない私が何者かになれると勘違いしていたのか。
『ここは退屈迎えに…
私とあたしと、椎名の話。
原作、山内マリコの小説ならではの女性たちのオムニバスみたいな形式はそのままに、どう繋がっていたかまでが鮮やかに描かれる。
もうこのタイトルに全てが含まれているよね。ここ…
この監督の独特のやり方なんだろうけど、無言のシーンがすごく長い。普通なら5秒くらいで次の場面に切り替わるような動きがないシーンが10秒も20秒も続く。それが何回もあるのでテンポが悪くてしょうがない。…
>>続きを読む© 2018「ここは退屈迎えに来て」製作委員会