あんまり嵐電に馴染みはなかったけど、京都に住んだことある人ならわかる、ちょっと柔らかい光で包まれてる京都独特の空気感が映像から溢れてきて懐かしい気持ちになった。
キツネとタヌキの話はいかにも京都ら…
映画は電車のようなもの。観客をゆらりゆらりと乗せながらどこまでも進んでいく。
冒頭の夜の駅のショットの見事さ。ここから映画が走り出す予感に満ち溢れている。駅の中にある一方通行の回転式の入り口のクル…
すっげえ独創的!画面から目が離せない!
出し抜けに挟まれる明るい音楽も効いている
唯一の無二の空気感
一般的に、青春映画といえば20歳前後の男女が織りなすストーリーと考えられるけど、これは登場人物…
演劇的な広い空間の使い方、現実と幻想がだんだん混ざって溶けてゆく感じ、ノスタルジア、京都の土着的な(記憶の)重層性、そしてなにより嘉子役の大西礼芳の、感情が徐々に発露されるような表情(特に目線)の豊…
>>続きを読むKyoto University of Art and Design