教誨師のネタバレレビュー・内容・結末

『教誨師』に投稿されたネタバレ・内容・結末

言葉が通じるのに
心が通わない人

心が伝わっているようで
油断ならない人

文字で伝わらないけど
気持ちが伝わる人
文字が解ると深まる謎

一方的な それぞれの想い

ヨハネ8:46

大杉漣さん最期の主演作ということでずっと見たかった作品。

あまり陽の当たる事のない教誨師と言う職。
死を待つ死刑囚と真摯に対峙して、ある時は慰め、ある時は叱咤し、時には素直な虚しさを吐露する人間く…

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大杉漣主演・プロデュース、そして遺作。
もっと早めに観に行きたかったが、アマプラにて鑑賞。
教誨歴半年の牧師佐伯(大杉)が、6人の個性的な囚人を諭すうちに、自分の過去も見つめ直すお話。何を話しても全…

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ほとんど同じ室内で進行してゆき、舞台劇のような味わい。
同じ構図が続く中、回想や亡き兄との会話、ラストシーンが際立つ。
玉置玲央さんの執行前の演技がすごくてこっちまで心臓バクバクでした

死刑囚に教えを説いて安らかな死へ導くという矛盾。意味があるの?と正直思った。
でも劇中にもあるように開けてしまった穴を埋めるのではなく、ただ「開いてしまった穴を一緒に見つめる」それが佐伯の仕事で、答…

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一つの命として
一人の人間として
人格を尊重する
それが教誨師

死刑制度の是非に関しては、難しい問題で簡単なお話ではないけれど、多くの人間の支えあってのこの制度なのだと再認識させられた。
とにかく全ての役者の演技が凄く、ほぼワンシチュエーションなのに飽きずに最後…

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2025.05.05
「あなたがたのうち、だれがわたしに
つみがあると せめうるのか」
引き込まれた
死刑制度について
大杉漣がいい









何人かの死刑に遭遇 字も書けなかったホームレスの遺品グラビアに「あなたがたのうちだれがわたしにつみがあるとせめつるのか」つたない文字 農道を歩き続ける

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