存在のない子供たちの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『存在のない子供たち』に投稿された感想・評価

《両親を告訴する。僕を産んだ罪で。》

わずか12歳で裁判を起こしたゼイン。
訴えた相手は、自分の両親だった!

3年間に及ぶ綿密なリサーチで中東の貧困と移民の問題を圧倒的なリアリティで描いたヒュー…

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青雨

青雨の感想・評価

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この映画の原題のアラビア語を、英訳すると『Capernaum』(カペナウム)となるらしく、そのカペナウムとは、新約聖書の福音書(イエスの生涯を4人の弟子がそれぞれに綴ったもの)に登場する主要な町であ…

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habironn

habironnの感想・評価

4.4
これまでの旅で出会った「ストリートチルドレン」は、どのような境遇だったのか。
そんなことを思い出しながら鑑賞していました。

日本だとどんなにネグレクトされても「子供にとって親はあなただけ」というように家族の絆として描かれがちだと思う。でもこの映画の中の両親は終始ゼインの親ではなかったし、ゼインがはっきりと親と決別していた…

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AOI

AOIの感想・評価

4.3
ゼインの生活を覗いたドキュメンタリーのような。決して明るくはなれないけどこういう映画は観る価値がある
貧困問題や女性蔑視、移民問題、等々
「僕を産んだ罪」その言葉がでてくる過酷さ
翻弄される主人公が辛い。丁寧に描いていて面白い
世話できないなら産むな

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