家。家族。
愛すべき面倒くささやよなぁ…
奈良の田舎の風景も古い家屋も全部。
投げ出して都会で生きるのが今風なのかもしれん。その方が簡単やしラク。
だからこそ、ここで葛藤してる人たちの姿に胸がギュウ…
イラン出身の監督が日本を撮る。
しかも、今となっては少し古風な、〝家〟という柵を。
何を見て、どう受け止め、どのように表現するのか。
その辺に興味を持って見に行った。
.
家系という、今ではそれほど…
確かに河瀬直美イズムを感じる。
…が、古風な思考に囚われているお父さん、自分勝手すぎるぜ…。
相変わらず石橋静河は良きかな。
最後の父と娘の会話は良いシーンだけど、後はまあ並くらいかなあ。
ラス…
川瀬作品風ではあるけど、川瀬さんはプロデューサーだったのね。田舎ならではの、旧家の存続に囚われた人々を観ていると、苦しくなった。田中要次がよかったな。せっかく天理を舞台にしたのに、全く奈良弁が聞けな…
>>続きを読む昔ながらの家というのは大変だ。しかも複雑な家庭環境ときたらなおさらね。それにしても本当にある家庭を覗き見してるくらいリアルだった。秘書の人の色気とおばあちゃんの一世代前の感じリアルだわ~。ラストがそ…
>>続きを読むこれね、イラン人女性監督が奈良を舞台に、、、、っていうのが売りだったんだけど、「アタシは河瀬さんの映画を観たのか!????」って思った。
もう、流れから撮り方から河瀬手法そのもの。
セリフはあくまで…
映画「二階堂家物語」。誰もが解放を望みながら囚われ続ける「家」を象徴する如く執拗に揺らぐ行灯の恐ろしさ(特にラスト)。父娘双方の心身に食い込んでいた「家」(秘書への冷淡化・恋人の指摘)。「家」を受け…
>>続きを読むⒸ 2018 “二階堂家物語” LDH JAPAN, Emperor Film Production Company Limited, Nara International Film Festival