途中、肇が道原兄に怒鳴りつけ殴るシーン。
あれは、きょうだい児でない肇の真っ当な怒りで、対する道原兄にとっても、しょうがない事で…と、苦しくなった。それぞれの正義と、愛と、生活があって、この作品では…
このレビューはネタバレを含みます
最後まで妹の感情がわからないまま進むので、しっかり兄に感情移入することができた。
自分一人でも大変なのに、妹まで養っていかなくてはいけない苦悩の中で、真意のわからない妹の気持ちに寄り添いながら選択…
助けを必要としてる人たちが充分な助けを国から受けられるように福祉が整えばいいなと思いました
お兄ちゃんは確かに悪いことをしてるのだけれど、責めきれないのは2人分の生活を背負う彼なりの責任感と覚悟が…
「人の道とは何か」ー。この根源的なテーマをとことんまで突き詰めた、日本映画の傑作です。
売春の手引きをする兄。兄に言われるまま売春を繰り返す知的障害者の妹。観る人は、生ゴミと見紛うばかりのこの…
(C)SHINZO KATAYAMA