ただただ、かなしい。
身体が不自由なことで、
定職につくことさえ難しく、
簡単にリストラ候補にもされる兄。
そして、
障害のある妹は、
性の対象として扱われていく。
なんとも救いのない結末だった…
一度落ちたら戻れない。自分にとっては当たり前の生活が、ある人からしたら喉から手が出るほど欲しい生活なのかもしれない。
もし自分が良夫の立場だったら、ブロック塀を投げずに踏みとどまれたのだろうか。そう…
妹に売春させて生きて行こうとする兄に、どれほどの嫌悪感を感じるのか怖いくらいだったけど、実は兄は「最低の人」ではなかった。
足を引きずっても、今なら真っ先にリストラに会うことはないだろう。
今なら…
ガス人間を見てからこちらの作品を知った。
これが現実で、これが日常の当事者がいることを、胸に刻まなくてはならない。
ラストの電話がかかってくるシーンは、それでもなお生きていくために同じことを繰り返し…
シンプルにメンタルやられた!!!!!
メンタル病んでる時に観るものではなかった。
ただこの監督がガス人間も手掛けてるって知ってちょっと楽しみ。
最後は始まりと同じシチュエーションなのに、あの表情は…
良夫と真理子の行いは誰から見ても褒められたものではないが、その万人は咎めるだけで問題の解決までは踏み込まない。
善悪の判断ができないのではなく、文字通り2人だけの世界で生きていく為にそうせざるを得な…
観ていて心が苦しいけど、福祉が必要な人達に行き届いていない現状を描写するには、このくらいの演出が必要だと思った。
この兄弟と全くおなじ人達はいないだろうけど、実際は似たような境遇にいる人達は一定数い…
買う人が普通にいるのがこわい。こんな兄妹もいて、それを利用する人もいる。
出会った人たちは誰も福祉につなげなかったし、つながなかった。警察も病院も。
こんな生活は続けられないから、いずれ事件になり終…
こんな風に家でダラっと映画を見て、アプリを開いて感想を残そうと思う類の人達が生きているだけでは見ないような、でも同じ街には住んでる兄妹みたいな人達。リアルで生活や環境、福祉に繋ぐ事のハードルの高さを…
>>続きを読む(C)SHINZO KATAYAMA