短時間ながら昼ドラ並のドロドロ感と幽霊も出てくるちょっとしたホラー感もあって全く予想外な展開だった。聡子ちゃんはしょうがないとして波多野先生、ちょっと怖い。教師と生徒が、がリアルになると個人的には気…
>>続きを読む「孤独、狂気、悲しみの青春映画でした」
おじさんの映画日記 彼女はひとり編 新宿K’s cinemaにて観戦
自分抜きで皆がうまくいくのが嫌!
皆んな嫌い!大嫌い!!全て破壊したい!
澄子の魂の叫…
不安定で。
危なっかしくて。
痛々しい。
でも、なんかわかる。
そういう、子どもではないけど大人でもない高校生のドロッとした心情が嫌ってほど伝わってきた。
幽霊の登場のさせ方にギョッとして即巻き戻し…
人間関係、展開、設定が無理やり過ぎて違和感しかない。
この非現実感は演劇を見てるよう。
中途半端な感じで、何を表現したいのか全く分からなかった。
ヒデ…女教師(担任?)と関係
トダ…幼なじみ、強…
投身して死に損なった女の子の復讐劇。
自分にとって大切な周囲の人達が誰も自分を1番に好いてくれない。自分のいないところで満たされている。それを知って自分の居場所を見つけられなくなった女の子の話だった…
卒制だからか主役にお金をかけたためか周辺の人物が皆んな顔が印象に残りにくい。
なかなかに閉じた設定で精神的なものかと思えば原因はどうやらサトコちゃんの怨霊の類のようである。
霊障が原因だと主人公の…
いかにも学生映画って感じのルックで不安になったけどすぐに印象が変わった。ひとつひとつのショットに力強さがあるし、常に不穏で危うい雰囲気が伝わってくる。
幽霊の配置の仕方も良かった!黒沢清監督が絶賛し…
近くのGEOでホラーの棚にあったんだけど、これはホラーなのか…?
まあ、ある意味怖い話ではあるけど。
それにしても登場人物が皆ピリピリし過ぎでは?
とにかく見ていて息苦しくなったわ。
もう少し穏やか…
ラスト、彼女がひとりではないと気づく、心を閉ざした人間の心を開くには、静かに見守るのではなく、継続して寄り添うことが大切だと感じた。
青春、愛憎、ホラー、ジャンルミックスで面白かった。
黒沢清監督…
©2018「彼女はひとり」