【2019年の暮れ】
今作『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』は、
『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』と昨年2019年の同日(12/20)に劇場公開されて、
その一週間後(12…
No.4678
初めはすずにきつく当たって、性格も悪く、嫌な感じの義姉・径子。
晴美を亡くしたときに、すずに「人殺し」とまで言い放っていた彼女が、
最後はすずに寄り添うまでの、精神の彷徨記とし…
ずっと見たかった映画。今の自分の価値観でいえば、出戻りのお義姉さんのいけずや自分の過去を棚に上げて(というか、多分自分がいいことしてると思っていると思うけど)意地悪してくる周作さんも嫌だなあとか、リ…
>>続きを読むすずというボーッとした主人公がとても微笑ましくて良かった。
でも、すずも色々なことにストレスを抱えていた。
きっと手を失ったときはとてもつらかっただろうし、幼馴染との関係、周作さんとのやりとり、リン…
上映時間が合わずやむを得なくネトフリ鑑賞。リアルな戦時下の様子と高クオリティの描写で168分を感じさせない。
戦況が悪化するなか、呉に嫁ぎ、新しい生活になんとか順応していく。すずのほんわかした仕草…
戦時でも変わらぬ人々の生活があったんだなぁ、とても生活が丁寧に描かれている。
のんの声が、すずのぽやぽやしてる強いような弱いようなそんな性格にぴったりだった。すずが首を傾げて> <っていう目になる…
さらに40分の追加バージョン、前作がうるおぼえな所もあるけれど。
結構長いんだけれど、余計な所はないと思った。それこそ、普通の生活を丁寧に描き、そこに戦争が入り込んで来る所と、その後も描いて…
『この世界の片隅に』は劇場で2回観たが、さらにいくつものは初見。
戦争映画というよりもすずさんの人生の一部を見ている感が強いが、沢山失われるものがあってこんな悲しみや戦争が二度とあってはならないと思…
(C)2018こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会