ラ・ポワント・クールトに投稿された感想・評価 - 6ページ目

『ラ・ポワント・クールト』に投稿された感想・評価

✓5
2024 17本目
人々の生活が町に出ていて良い。

ヴィスコンティの「揺れる大地」のドキュメンタリー・タッチに、ロッセリーニの「イタリア旅行」の夫婦の倦怠、そしてアラン・レネの「去年マリエンバードで」のようなモノローグ的台詞による幻想的浮遊感を混ぜた…

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まるこ

まるこの感想・評価

4.0

「ヌーヴェル・ヴァーグ」の始まりとも言われてる作品みたい。

本当に淡々としてる。
イタリアの漁村の人々の日常。

1組の夫婦は夫の故郷で
これからのことを二人で語り合ってるって感じのが基本的なとこ…

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noa

noaの感想・評価

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写真が動いてるみたいな映画だった、(ヴァルダが元々写真畑だったのめちゃくちゃわかる)夫婦の会話と(初期ヌーベルヴァーグって感じがした)漁村で起きていることが交互に語られていくのだけれど、関係あるのか…

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なんともなだらかな流線型を描くヴァルダさま、あまりにもすぅーと通り抜けるのでいつも夢か?おとぎ話なのか?と言いたくなるんだけど。静を学んだなら落ち着けよという、フランス人のツッコミここにあり、学び、…

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不在

不在の感想・評価

5.0

はっきりとした輪郭をもたない小さな村。
そこにあるすべてものは絶えずゆらぎ、たわみ、きしむ。
何ひとつとして同じ形のまま留まっているものはない。
その田舎の村は、とある男の故郷だった。
自身の浮気が…

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AFRO

AFROの感想・評価

2.0
ネオレアリスモとアラン・レネの合わせ技みたいな。上手くいっているとは言い難い。

現代的な問題を抱えつつある田舎の漁村の粗野で貧しいけど素朴な人の暮らしと、パリから来たちょっとインテリで洗練された夫婦の危機という対比の描き方が素晴らしい。この映画から約50年経過してもネットが普及…

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