静かで美しいイランのキシュ島を舞台に、三人の監督が切り取った少し不思議でシビアなショート3篇。部屋を整理していたらパンフレットを発掘したのでレビュー。
今はなき渋谷シネアミューズ・イースト&ウェス…
①ギリシャ船
どう考えてもクズ旦那のモラハラでメンタルが破滅した妻氏の話にしか思えなかったが…。海洋漂着物の行き着く先、その土地に住む者の不安や恐怖って事なのかしら。海上に堂々と佇む座礁船が強い。妻…
[] 70点
元々は六つの短編オムニバスとなる予定だったらしいが、最終的にタグヴァイ/ジャリリ/マフマルバフの三名に落ち着いた。舞台となるのは大昔にアジアとヨーロッパを結ぶ貿易の中継地として栄えた…
キシュ島を舞台に3人のイラン映画監督が送る3つのオムニバス。
第一話『ギリシャ船』(ナセール・タグヴァイ監督)
キシュ島に流れ着いたギリシャ船。それと一緒に外国製のダンボールが大量に海辺に流…
「キシュ島の物語」
冒頭、ここは小さな島。青い空と碧い海。ギリシャ船と指輪とドア。この3つの物語が描写される。心地よい波の音、不思議な世界、段ボールの山、広い砂漠、そして海辺に横たわる難破船。今、…