越年―新しい年を迎える瞬間の高揚はどこから来るのだろう。きっとそれは、新しいことが始まることへの希望。 いきなり女をビンタをした男、初恋の相手に会うために十数年ぶりに帰郷した男、亡き母の家を片付ける女。日本、台湾、マレーシアの年越しの風景の中で不器用な3組の男女が織りなす物語。 愛に生きた作家・岡本かの子が紡いだ傑作小説をもとに、素直になれずにこじれた恋心たちを描く。恋だけが人生じゃない。けれど…
越年―新しい年を迎える瞬間の高揚はどこから来るのだろう。きっとそれは、新しいことが始まることへの希望。 いきなり女をビンタをした男、初恋の相手に会うために十数年ぶりに帰郷した男、亡き母の家を片付ける女。日本、台湾、マレーシアの年越しの風景の中で不器用な3組の男女が織りなす物語。 愛に生きた作家・岡本かの子が紡いだ傑作小説をもとに、素直になれずにこじれた恋心たちを描く。恋だけが人生じゃない。けれど、こんな恋があってもいいと思わせてくれる恋の物語。年を越えたら、新しい人生に出会えるかもしれない。
2021-01-17記。
百年前の日本の小説に台湾の監督が惚れて誕生した作品。
それだけでも素晴らしい。
舞台は台北とクアラルンプール、山形、そして台湾の漁師町で、それぞれの年末年始にまつわる3つの…
主演の峯田和伸さん、橋本マナミさん舞台挨拶付き上映を鑑賞。これは観る側の境遇や心持ちで見え方が全く変わるタイプの「スローライフムービー」だと思います。本作は3本立てで、さっぱりしている台湾編が一番楽…
>>続きを読む映画『越年Lovers』
日本・台湾・マレーシア3カ国、年越しが舞台の、煮え切らない男女のオムニバス。
峯田和伸、橋本マナミの日本のエピソードが一番わかりやすく面白かった。あとの二つはいまいちか…
岡本かの子を知ったのは、岡本太郎や岡本一平よりも後で、瀬戸内晴美(寂静)の「かの子繚乱」を読んだ後でもあった。そのため、かの子の小説を読むときは、つい彼らの中にある「かの子像」が頭によぎってしまう。…
>>続きを読む©2019 映画「越年」パートナーズ