一文字拳 序章 -最強カンフー少年対地獄の殺人空手使い-の作品情報・感想・評価

一文字拳 序章 -最強カンフー少年対地獄の殺人空手使い-2018年製作の映画)

製作国:

上映時間:66分

3.6

あらすじ

最強の武術家を目指す一文字ユウタが見参。無敵の改造人間に挑む!アクション×スプラッター×80年代青春ドラマが融合。最後はお約束、NGテイクのおまけつきのマジでガチなアクション・エンターテインメントがここに。

「一文字拳 序章 -最強カンフー少年対地獄の殺人空手使い-」に投稿された感想・評価

オリジナリティとは?
アイデアとは?
…それらに対し、この映画は
ひとつの答えを示している。☆

“序章”
…それは、『真・仮面ライダー』以来の悪夢。
もし『イップ・マン 葉問』の登場が無ければ、
“永遠の闇”を意味する呪いの言霊となっていた所だ。(笑)
さぁ果たして、この映画はどうかな…?フフフ

・ザ・80年代なBGM!
・ウォークマン!
・スプラッター!
・3Dメガネ(アナグリフ方式)!
・改造人間・ザボーガー!

…大門姉さんが黒電話だったんだから、
ヤン・スエも携帯じゃない方が良かったね。

出演者が皆、何だか既視感のある顔で
(いや、実際には初めてだけど)、
身に覚えの無い親しみを感じる。(笑)

・内臓ミンチで借金チャラに!
・成人とは18歳以上の事!
・飛び出して見えるほどカワイイ中村先生♪

…さあ君も、
“スーパーウルトラレッドサイクロンスパルタン一文字拳”
を、その身で体感せよ!
―――燃えるぜ!!
(←いや、比喩とかじゃ無しに、マジ燃える!☆)

このレビューはネタバレを含みます

ジャッキー・チェンの映画をテレビで観た次の日に屋根くらいの高さから飛び降りてみたくなったり、ターミネーターを観た後サングラスと革ジャンが欲しくなったり…と、多くの人の心に残り続けるアクション映画には男のコを狂わせる何かが必ずある(と思う)。

本作を観て、火のついた脚で連続蹴りをキメる自分を想像してニヤニヤする奴、絶対いるでしょ!…ていうか、俺だよ!!(笑)



主演の茶谷優太氏の華麗な立ち回りが素晴らしいのはもちろんだが、無敗のカンフー少年というそれこそ漫画みたいなキャラクターの一文字ユウタと、描いても描いても評価されず夢を諦めつつある漫画家のシラハタが対比されるストーリーも面白い。
一文字はシラハタ達に絡んできた不良をいとも容易く追い払い、困っている人を助けるのは当然のことと言ってのけるが、当初のシラハタは後輩のクラタに巻き込まれる形で動くことが多く、いざというときに自分からなかなか動けない人物として登場する。敵の改造人間・13号に一文字がボコボコにされたときでさえ動けたのはクラタの機転があってのこと(直前に借金取りのチンピラが目の前でモツ抜きされているのでこの場合はクラタが凄いと言うべきか・笑)。
そんなシラハタが最後、一文字に銃を向けた相手に対し一人で踏み出すところにドラマを感じた。

その一方、敗北経験(失恋も)がなく感情の振れ幅が大きい一文字に対し、シラハタが要所要所で"アニキ"をやっている一面があるのもミソ。
特に病室で落ち込む一文字に余計なことを言わずに粋な計らいで応える流れ。こいつ良い奴だなぁ…と思わされるし、彼のこれまでの経験からこの行動が出てきたのかと思うと泣かせる。
彼の酒の席での言動が終盤一文字の逆転の一手に繋がるというのも熱い。

黒幕・ナナミ。
かつて一文字の兄との試合で自分の兄を亡くし(打ちどころが悪かったために起こった事故)、復讐心から死んだ兄の脳髄を使い改造人間を作り上げるまでの狂科学者になってしまった…と、重い過去を持つキャラクター。劇中でも相当な殺気を放っており、どう考えてもヤバイ奴なのだが、マイク付のヘルメットを被って必殺技をコールする姿を見ているとなんか仲良くなれそうな気がしてくる…13号が着ている空手着にでかでかと入っている「殺」の字は彼女が入れたのだろうか。昭和の特撮作品の悪役のような、怖いけど愛嬌も感じるなんとも味わい深いキャラクター。

中元監督は特撮がお好きだそうで、ナナミのザボーガーヘルメット以外にも「本当なんです!信じてください!」と、どこぞの昭和ウルトラマンみたいな台詞があったり、そういえば序章ってタイトルに付く仮面ライダーいたよなと思ったりとか、オタク特有のめんどくさい勘繰りをいろいろ巡らせてしまった(笑)。

今回の映画祭で予定されていた2度の上映は終了したとのことだが、もっと多くの人の目に触れてほしい作品。…なんならソフトが欲しい(笑)。
yotaro0223

yotaro0223の感想・評価

1.0
アクションは確かに頑張ってる。でも頑張ってるからって脚本が悪ければ、まともに見てられるものにはならない。当たり前だけど、
おすぎ

おすぎの感想・評価

4.5
フィルマークスにあるって知って急いできました🏃‍♀️💫✏️

皆んなにみてほしいー!
きれっきれ!
自主でこのクオリティあっぱれ😭✨
だけど自主の味はしっかり堪能できる!

キャラ皆んないいなぁ
愛されるべき映画や!

私はやっぱりユウタ推し!
可愛いし強い!皆んなのヒーロー♡!
kassy

kassyの感想・評価

-
第40回PFF アワード2018入選作品

80年代アクション映画にインスパイアされ、リスペクトし、オマージュした作品。

主役の一文字くんの時代錯誤でウブなのにめちゃくちゃ強いみたいなキャラが良い。
正しくヒーローもの、特撮もので、弱きを助け、強きをくじく。

自主制作のアクションものって初めて見たけど、クオリティ高くてびっくりした。
特に主役を演じた茶谷くんのアクションがすごくて度肝抜かれた!!相手役の人も上手い!強いという設定に説得力があった。
俳優アクション科ってすごいんだな…
本格アクション。弱いものいじめが許せない一文字くんはガンガン空手という凶器でチンピラたちをしばくという皮肉が効いてて面白かったです。登場シーンのパープルにスモークがめちゃくちゃカッコいい。最高の色彩。マニアックな小ネタが多くて気づけたらラッキーな、隠れミッキーみたいな要領でした。アクションのレベルが高い!速い拳足!めちゃ痛そう!敵多すぎ!と生半可なアクションではなかった。それと空手っていう武術の拳足の軌道が美しいのでもすごく見惚れてしまった。痛みがひしひしと伝わってくるアクションが血をたぎらせる。

男2人と一文字がつるんでいる理由というかその繋がりがちょっと弱いのかなぁって思いました。

ガチアクションとは似つかわぬ、青臭さの残る、夢を抱きつつくすぶってる男のドラマパートもなかなか面白い。最初はなんだこのアクションパートとドラマパートの落差は?!と戸惑い、アクション映画を期待して観ると関係ないドラマパートが長いなぁ、これはどう関係してくるんだ?ってな感じでうまく乗れず...しかし、一文字くんが失恋してからがドラマパートが格段に面白くなっていきました。

個人的にビールを注いで、ジョッキがスライドしてきて、乾杯でグラスガチャーン!のシーンが好きでした。
NZRK1

NZRK1の感想・評価

3.9
20180714 金沢21世紀美術館シアター21 (カナザワ映画祭2018 期待の新人監督)