一文字拳 序章 -最強カンフー少年対地獄の殺人空手使い-の作品情報・感想・評価

一文字拳 序章 -最強カンフー少年対地獄の殺人空手使い-2018年製作の映画)

製作国:

上映時間:66分

3.7

あらすじ

「一文字拳 序章 -最強カンフー少年対地獄の殺人空手使い-」に投稿された感想・評価

青山シアターにて。PFFアワード2018観客賞。寄せ集めが楽しい映画。個人的なツボは、BTTFオマージュであろう3Dメガネのモブキャラ。一文字の攻撃でナチュラルにメガネが落ちるんだけど、初めて見える地味目の素顔が最高なんです。そのあと引き絵でメガネを拾おうとするも、届かず逃げ去るというディテールで笑える。一文字くん以外の2人の演技が見てられない部分はありますが、アクション描写だけでも楽しめる。みんな吹っ飛び方がいい。チャリとか、イスとか、ドラム缶とか、痛そ〜。あと監督のメットへのこだわりが、すげえ気になる。ナカモトフィルムのロゴにもメットが入ってるので、最後に出てきたときはすげえ笑った。父親と兄貴の形見であるウォークマンをもっとうまく使えてたら大好きだったなー。お約束、エンドロールのN G集に出てくる人たちがみんな同世代くらいで普通に嫉妬しちゃいました。
あくまで自主映画の範疇なんだけど、かなり熱いものを観た。
拙さが目立つけど、アクションの良さと体当たり感はとても良かった。ドラマ部分と演技の拙さというか自主感が許せるなら面白いはず。
少なくとも自分はとても面白かった。またこのチームで次の作品が観たい。
9月 PFFにて
めちゃくちゃ体張ってる自主映画😇😇😇
仲間内で苦労しながら、楽しく撮ってる感が伝わってくる🔥

熱いぜ!🔥🔥🔥
momoka

momokaの感想・評価

3.4
PFFにて。
友人の作品。
自主映画でカンフーアクションでこのクオリティは中々〜!監督のカンフー映画愛が伝わってくる。
茶谷くん凄い
紅蓮の蹴撃が狂気を粉砕!
退屈な日々にぶちかませ!
唸れ、80年代の拳!!


カナザワ映画祭2018期待の新人監督賞を受賞、PFFアワード2018にて観客賞を受賞した本格的格闘ヴァイオレンスアクション。
自主映画とは思えないハイクオリティなバトルアクションが公園や川辺で炸裂しまくる快作です!

雷鳴のようなキック!
ゲリラ豪雨の如き正拳連打!
カンフー、SF、ホラーという、ボンクラな我々にとって欠かすことのできない要素で完全武装した、これぞ厨二なる浪漫!
素晴らしすぎて度肝を抜かれましたよ!!
足りないのはオッパイのみ!


一体どこの洋画劇場よ?っていうナカモトフィルムロードショーのオープニングから始まって、いかにも70〜80年代風のテロップでタイトルインするこのセンス!
いまの若い衆には分からないかもしれない香ばしき懐かしさに目頭が熱くなっていると本編が始まります。

思わず「カン・フューリーかよ!」とツッこんでしまいそうになる、上下デニムで頭には赤い鉢巻を巻いた少年、彼の名は一文字ユウタ。
これまた今どき見かけないオレンジ色のイヤーパッドのヘッドフォンに、何故かカセットテープのウォークマンを携えて、少年は武術を学ぶ世界武者修行の旅から一時帰国したのでありました。
尊敬する武術家である実の兄が急死したとの報をうけての帰国でしたが、不良たちに嬲られているシラハタとクラタを助けたことから、2人と行動を共にすることに。
競馬であてたり、銭湯で汗を流したりと日常を楽しむ3人でありましたが、ユウタの帰国を知った「復讐鬼」の魔の手が迫っていたのでした。
謎の復讐鬼は、地獄の殺人空手家である改造人間13号を使い、ユウタを窮地に陥れます。
はたして、捕えられたシラハタとクラタの運命やいかに?!
そして、心身ともに傷だらけのユウタは復活できるのでしょうか・・・?!


いやはや、作り手の好きなものを全部詰め込んでやろう精神が心地よいですね。
中元監督は90年代生まれとの事ですが、完全に80年代に毒されてしまっている様子(笑)
どこを切り取っても「あの頃」の匂いが漂ってきそうです。
殺人が起きてもスルーだったり、どこかファンタジーな世界観は、まさしくあの時代の得意技でありました。
細けえことなんざ関係ねえ!
とにかく面白ければOK!
みたいな(苦笑)

特撮ヒーローもお好きだそうで、一文字ユウタがバイクで駆けつけたり、改造人間13号に命令するシステムがまさかのザボーガーだったりと、マグナム脳の琴線に触れるものばかりで、終始ニヤニヤしながらの鑑賞でしたよ!

格闘アクションは本当に目を剥いて驚くぐらいレベルが高く、下手な商業映画相手なら余裕で秒殺でしょう。
主演の茶谷さんは幼少から訓練した空手と器械体操をマスターしているそうで、しっかりとした練度の空手に体操のアクロバティックな動きが加わっており、対集団戦でもタイマンでもとにかく映えるので格好いい。
特に、正拳や蹴りの連打が自然でムーヴが綺麗。
とか思うと、クルクルと宙を舞ったりとアクションに幅があります。
ウブなルックスも懐かしの少年ヒーローものっぽくて、お姉様ウケが良さそう。
対する不良軍団も、パワーファイターやボクシングなどスタイルも多様で、役者さんは総じてキレがありますね。

そうかといってアクションやバトルだけに頼った作品になっていないのも、一本の映画としての完成度を上げている要因でしょう。
延々と動いているだけではアクションのカタログ映画になってしまいますからね。
その点、本作は前半それなりに主人公たちの絆を深めさせるための尺をとっています。
どこまでも一直線な武術バカであるユウタ。
漫画家としての夢に挫折しかけているシラハタ。
何の夢もなく、ただ毎日をぼんやりと過ごしているだけのクラタ。
この3人が命をも危険なアクシデントに身を置くことによって、それぞれ成長してゆくドラマがキチンと描かれているので好感が持てました。
綺麗に着地するオチも好き。

とは言うものの、そこは1時間ほどの中編ということもあって、シラハタ達がユウタの為に命をかける犠牲心の芽生えに、いささか説得力が足りていない気もします。
なにせ焼き殺されそうになっているわけで、あそこでクラタに吐かせないのなら、それなりの理由が必要だと思うのです。
もう1エピソード、何か必要なのではないでしょうか?
ダラダラと長くなっても本末転倒なので、もう少しだけ延長させた80分ほどの、3人のドラマに深みを増した長編バージョンも観てみたいです。

また、絶体絶命のユウタが逆転するシークエンスも、やや性急かつ唐突で、いまいちエモさが足りないかと。
必殺技はとびだすものの、あれだけストロンゲストな改造人間がアッサリとダウンするとは思えないのですが・・・
ここはひとつ、例えば改造人間が「火」に対して何かしらのトラウマがあったとか何とかでっち上げてくれれば素直に頷けたのですが、どうでしょう?

しかし、そんな重箱の隅をつつくような真似が恥ずかしくなるほど、この作品はキラキラしているんですよ。
やってることは血反吐を吐くようなヴァイオレンスなんだけれども(汗)
オジさんには眩いばかりの熱さ。
パッションをビンビンに感じるよね。
この先、プロの世界で商業映画を撮ってゆくのかもしれないけれど、のし掛かる制約なんかに負けないで「好きなもの」を突き詰めていって欲しいな。
作り手がエンジョイしている映画は、観る側にも楽しさが感染するものですから。

マグナム的な希望としては、東映さんは「人造人間キカイダー」の更なるリブート作をもし作るのであれば、是非、中元監督を抜擢してほしいですね!
なにしろ、監督の必殺技は電磁エンドらしいですから!
誰とは言わないけれど、ジロー役やハンペン役にピッタリの俳優さんも揃っているし!
あと、「怪傑ズバット」のテイストもイケる気しかしないので、この際ナカモトフィルムに全てを任せてズバットも復活させて欲しいですなぁ〜!

・・・などと、勝手な妄想を膨らませてしまうぐらい、「一文字拳 序章-最強カンフー少年対地獄の殺人空手使い-」は大満足な面白さでした。
出来れば、「第1章-最強カンフー少年対鋼鉄の残酷殺人ペッパーくん-」から「第10章-最強カンフー青年対恐怖の殺人ショッカーゾンビ軍団-」あたりまで続けてくれて、完結記念にレーザーIMAXで一文字拳シリーズマラソン上映を開催!!なんて未来が待っていれば鼻血でそう!
もしそうなったら、たとえ老衰で死にそうになっていたって中央席ぶんどって参戦するぜ〜〜!!

You are SHOCK!!!



青山シアターにて
オリジナリティとは?
アイデアとは?
…それらに対し、この映画は
ひとつの答えを示している。☆

“序章”
…それは、『真・仮面ライダー』以来の悪夢。
もし『イップ・マン 葉問』の登場が無ければ、
“永遠の闇”を意味する呪いの言霊となっていた所だ。(笑)
さぁ果たして、この映画はどうかな…?フフフ

・ザ・80年代なBGM!
・ウォークマン!
・スプラッター!
・3Dメガネ(アナグリフ方式)!
・改造人間・ザボーガー!

…大門姉さんが黒電話だったんだから、
ヤン・スエも携帯じゃない方が良かったね。

出演者が皆、何だか既視感のある顔で
(いや、実際には初めてだけど)、
身に覚えの無い親しみを感じる。(笑)

・内臓ミンチで借金チャラに!
・成人とは18歳以上の事!
・飛び出して見えるほどカワイイ中村先生♪

…さあ君も、
“スーパーウルトラレッドサイクロンスパルタン一文字拳”
を、その身で体感せよ!
―――燃えるぜ!!
(←いや、比喩とかじゃ無しに、マジ燃える!☆)

このレビューはネタバレを含みます

ジャッキー・チェンの映画をテレビで観た次の日に屋根くらいの高さから飛び降りてみたくなったり、ターミネーターを観た後サングラスと革ジャンが欲しくなったり…と、多くの人の心に残り続けるアクション映画には男のコを狂わせる何かが必ずある(と思う)。

本作を観て、火のついた脚で連続蹴りをキメる自分を想像してニヤニヤする奴、絶対いるでしょ!…ていうか、俺だよ!!(笑)



主演の茶谷優太氏の華麗な立ち回りが素晴らしいのはもちろんだが、無敗のカンフー少年というそれこそ漫画みたいなキャラクターの一文字ユウタと、描いても描いても評価されず夢を諦めつつある漫画家のシラハタが対比されるストーリーも面白い。
一文字はシラハタ達に絡んできた不良をいとも容易く追い払い、困っている人を助けるのは当然のことと言ってのけるが、当初のシラハタは後輩のクラタに巻き込まれる形で動くことが多く、いざというときに自分からなかなか動けない人物として登場する。敵の改造人間・13号に一文字がボコボコにされたときでさえ動けたのはクラタの機転があってのこと(直前に借金取りのチンピラが目の前でモツ抜きされているのでこの場合はクラタが凄いと言うべきか・笑)。
そんなシラハタが最後、一文字に銃を向けた相手に対し一人で踏み出すところにドラマを感じた。

その一方、敗北経験(失恋も)がなく感情の振れ幅が大きい一文字に対し、シラハタが要所要所で"アニキ"をやっている一面があるのもミソ。
特に病室で落ち込む一文字に余計なことを言わずに粋な計らいで応える流れ。こいつ良い奴だなぁ…と思わされるし、彼のこれまでの経験からこの行動が出てきたのかと思うと泣かせる。
彼の酒の席での言動が終盤一文字の逆転の一手に繋がるというのも熱い。

黒幕・ナナミ。
かつて一文字の兄との試合で自分の兄を亡くし(打ちどころが悪かったために起こった事故)、復讐心から死んだ兄の脳髄を使い改造人間を作り上げるまでの狂科学者になってしまった…と、重い過去を持つキャラクター。劇中でも相当な殺気を放っており、どう考えてもヤバイ奴なのだが、マイク付のヘルメットを被って必殺技をコールする姿を見ているとなんか仲良くなれそうな気がしてくる…13号が着ている空手着にでかでかと入っている「殺」の字は彼女が入れたのだろうか。昭和の特撮作品の悪役のような、怖いけど愛嬌も感じるなんとも味わい深いキャラクター。

中元監督は特撮がお好きだそうで、ナナミのザボーガーヘルメット以外にも「本当なんです!信じてください!」と、どこぞの昭和ウルトラマンみたいな台詞があったり、そういえば序章ってタイトルに付く仮面ライダーいたよなと思ったりとか、オタク特有のめんどくさい勘繰りをいろいろ巡らせてしまった(笑)。

今回の映画祭で予定されていた2度の上映は終了したとのことだが、もっと多くの人の目に触れてほしい作品。…なんならソフトが欲しい(笑)。
yotaro0223

yotaro0223の感想・評価

1.0
アクションは確かに頑張ってる。でも頑張ってるからって脚本が悪ければ、まともに見てられるものにはならない。当たり前だけど、
おすぎ

おすぎの感想・評価

4.5
フィルマークスにあるって知って急いできました🏃‍♀️💫✏️

皆んなにみてほしいー!
きれっきれ!
自主でこのクオリティあっぱれ😭✨
だけど自主の味はしっかり堪能できる!

キャラ皆んないいなぁ
愛されるべき映画や!

私はやっぱりユウタ推し!
可愛いし強い!皆んなのヒーロー♡!
kassy

kassyの感想・評価

-
第40回PFF アワード2018入選作品

80年代アクション映画にインスパイアされ、リスペクトし、オマージュした作品。

主役の一文字くんの時代錯誤でウブなのにめちゃくちゃ強いみたいなキャラが良い。
正しくヒーローもの、特撮もので、弱きを助け、強きをくじく。

自主制作のアクションものって初めて見たけど、クオリティ高くてびっくりした。
特に主役を演じた茶谷くんのアクションがすごくて度肝抜かれた!!相手役の人も上手い!強いという設定に説得力があった。
俳優アクション科ってすごいんだな…
>|