まさに「ワンシチュエーション会話劇」というのでしょうね。しかも傑出してます!!
半ば過ぎでは、都合良すぎない?なんて思ったりしましたが、ラストへ向かう流れで何度も驚かされました。
となって振り返ると…
今更遅いぞ!!
脚本がお見事すぎる。
めちゃくちゃ面白い会話劇でしたね。
「まだ仕掛けがあるの?」って目がまんまるになっちゃうレベルのクライマックスに鳥肌立ちながら小躍りするという珍しい作品でした…
1912年イギリス
娘の婚約を祝う家族の食事会へ
警察を名乗る一人の男が訪れる。
ある女性の死が告げられ、
その自殺にはその場にいた全員が
関わっていたことが明らかにされていく。
次々と明るみになる…
子どもたちの情緒不安と自分自身に向けた疑惑が救いだった。親と婚約者のふてぶてしさは本当にグロテクス。
既得者は自分たち以外を『同じ人間』として考えられないんだね。
このミステリーは原作から読みた…
このレビューはネタバレを含みます
📌記録
会話や回想に無駄がなく、87分間の緊張感が丁度良かった。
冒頭の幸せ絶頂→各々追い詰められ絶望→警部の存在と自殺が嘘だと確信した父・母・婚約者の浮かれた安堵→本物の警察が来てから自殺が本…
探偵不在のミステリ( * ॑꒳ ॑*)
舞台は1912年イギリス。
上流階級の館で、今晩は娘の婚約の食事会が催されていた。
その最中、グールと名乗る警部が屋敷を訪れ、ある女性が亡くなったことを告げ…