人生に絶望して人生から逃げようと憧れの場所に救いを求めて、もしそこにたどり着けたとしてもそこにあるのは結局自分の人生で逃げてきたつもりの日常で、 理想とか憧れはそういう蜃気楼のようなものでしかなく、…
>>続きを読む人は行ける
どこにでもな
そして、わかる どこも同じだと
その繰り返しだ
だから行く前に 自分まで騙すんだ
今度こそは違うと
お前はまだ期待している
1番いい方法は、ここにいて、向う側を見ること…
「水をくれ」
生きるものは水を求める、生きる選択をしたものは選択した時点で水を飲む…。
冒頭、主人公は親友の恋人に水を頼むが断られる。再度頼むが、やはり断られる。水は命の暗喩とも取れる。しかし彼は…
世界に対する呪詛を吐き散らしながら、それでも生きる希望を捨てきれない愚かさ。全てを受け入れて静かに座り続ける象を目指すのは無為への憧れからか。最後にして初のロングショットで4時間近く続いた宙吊りから…
>>続きを読む”満州里の動物園には、ずっと座っている象が居る”
なんと約4時間の長編。古めかしい画角、彩度低めで、背景ボケ、長回しを多用。中国の新鋭監督フー・ボーが自著短編を映画化したものだが、完成後29歳の若…
© Ms. CHU Yanhua and Mr. HU Yongzhen