スプリングスティーン・オン・ブロードウェイの作品情報・感想・評価・動画配信

「スプリングスティーン・オン・ブロードウェイ」に投稿された感想・評価

これは凄い。音楽の表現方法を越えようと、彼がストーリーテラーだということはよく伝わる。
ボスカッコ良すぎる。話もひと笑い取ってから本当に伝えたいことを語るからスッと入り込む。
版権とかで難しいんだろうけど、曲中の歌詞にも字幕つけて欲しかった。
べだ

べだの感想・評価

5.0
"Nobody Wins Unless
Everybody Wins"
"すべての人が勝たなければ
   誰も勝ちとは言えないんだ!!"

このダサいボスがまた良いんです...✊
踊る猫

踊る猫の感想・評価

4.5
ステージを終えたあとのブルース・スプリングスティーンに、若い世代のひとりの観衆が固い握手を求め、彼に向かって熱心に語りかけているところがひときわ印象的だった。世代を越えて愛されるボス……私は実を言うとボスに関してはそんなに好感を持っていなかったので(いや、もちろんいい曲は沢山あると評価するが)、このステージを見てその人間味溢れる語り口と歌に惹き込まれてしまった。スタジアムのステージならまた違った側面を見せるのだろうが、ここでのボスは「なじらない」と「あおらない」を守り自分のコミカルな側面を晒し、それこそ後の世代に受け継がれるべきなにかを伝えんとしているように思われる。もちろんトランプ政権の施策に関するカウンター的な意見も(名指しこそしないものの)述べているが、あくまで内省的に、かつ閉じることなく自分を見つめ直して語り続ける彼の求道者的佇まいは新しいファンを生み出すのにも充分だし、すれっからしのファンをも唸らせうる極めて質の高い&渋いパフォーマンスと見た。だからこそ、この素晴らしいステージングに日本語の歌詞を字幕として出さないネットフリックスの見識を疑ってしまうのだが……。
the river independence day the price you pay racing in the street darkness
on the edge of town atlantic city nebraska born to run no surrender
downbound train backstreet tenth avenue freeze-out … … …

baby we were born to run
 ロックン・ロールの未来を見た
gooooo5

gooooo5の感想・評価

3.5
この人の音楽は胸に染みる。
たまらない。スプリングスティーンにしかできないワンマンショー!

『スプリングスティーン・オン・ブロードウェイ』Netflix

ブルース・スプリングスティーンを“ボス”の愛称で呼ぶのも知らなかったし、今、改めて「スプリングスティーンってスゴい人!」って思いました。代表曲の「ボーン・イン・ザ・U.S.A.」とか数年前聴いてました。
この映画で彼の良さ、歌詞の良さに惹かれ、プロミストランドとか良い曲沢山有るけど今はプロミストランドかなぁ。

この曲は日々の生活に追われる労働者階級の苦悩が歌われている。それでも希望をもって生きることの大切さを歌っています。

今の自分にはこの曲が心にじんわりと浸透〜。

ブルーススプリングスティーンって良いよね。

なんか再びハマりました。

On a rattlesnake speedway in the Utah desert
I pick up my money and head back into town
Driving cross the Waynesboro county line
I got the radio on and I'm just killing time

ユタ砂漠の曲がりくねった高速道路
金を受け取り 町に向けて帰るところさ
ウェインズボロ郡の境界線を越えて
ラジオをつけて しばし暇つぶし

Working all day in my daddy's garage
Driving all night, chasing some mirage
Pretty soon little girl I'm gonna take charge.

オヤジの修理工場で日がな働いて
一晩中 車を走らせる 幻影を追いかけて
でもな 俺はすぐに大物になってやるよ

The dogs on main street howl,
'cause they understand,
If I could take one moment into my hands
Mister, I ain't a boy, no, I'm a man,
And I believe in a promised land.

メインストリートじゃ犬どもが吠えている
だって ヤツらはわかってるんだ
一瞬でもこの両手に捕まえたいんだよ
なあ 俺はガキじゃないんだ 一人の男だよ
そして俺は「約束の地」を信じてる

I've done my best to live the right way
I get up every morning and go to work each day
But your eyes go blind and your blood runs cold
Sometimes I feel so weak
I just want to explode

まっとうに一生懸命生きてきたつもりさ
毎朝 起きては仕事に出かける毎日
でも目は見えてなくて血は凍りついたまま
ときどきとても気が滅入って
ただ爆発しそうになってるんだ

Explode and tear this town apart
Take a knife and cut this pain from my heart
Find somebody itching
for something to start

爆発させて この町を破壊したい衝動
ナイフを手に取りこの胸から痛みを取り出したい
何か始めたいと心疼いてる仲間を見つけたいんだ

The dogs on main street howl,
'cause they understand,
If I could take one moment into my hands
Mister, I ain't a boy, no, I'm a man,
And I believe in a promised land.

メインストリートで吠える犬ども
あいつらはわかってるんだ
一瞬でも両手に本物がほしいこの気持ちを
ミスター 俺はガキじゃない 一人前の男さ
"約束の地"があるって信じてる男なんだ

There's a dark cloud
rising from the desert floor
I packed my bags
and I'm heading straight into the storm
Gonna be a twister to blow everything down
That ain't got the faith to stand its ground

砂漠の地に暗い雲が沸き起こってる
俺は荷物をまとめて
嵐のなかへまっすぐに向かっていく
俺はつむじ風になってやるんだ
信念を持たないで立っている者たちを
みんな吹き飛ばしてやるんだ

Blow away
the dreams that tear you apart
Blow away
the dreams that break your heart
Blow away
the lies that leave you nothing
but lost and brokenhearted

吹き飛ばせ !
身体を引き裂く夢なんて
吹き飛ばせ!
心を打ち壊す夢なんて
吹き飛ばせ!
迷わせて失意しか残さない
そんな嘘っぱちのものなんて

The dogs on main street howl,
'cause they understand,
If I could take one moment into my hands

メインストリートで犬たちが吠えてるぜ
奴らもわかっているんだよ
一瞬だけでも
本物をこの両手につかみたいこの気持ち

Mister, I ain't a boy, no, I'm a man,
And I believe in a promised land
I believe in a promised land...

ミスター 俺はガキじゃないもう大人さ
俺は"約束の地"を信じて歩いていく
俺は"約束の地"を信じて生きていくんだ
masa

masaの感想・評価

3.7
ブルース・スプリングスティーンのドキュメンタリー
2017年10月から13か月のブロードウェイの劇場のライブ模様
ライブでのMCと歌が中心
MCが神懸かりで
この人ひょっとしてゲーテなのかな?って震えながら泣いていた
やった〜ネトフリじゃ〜‼️
奥さんからの許しは貰えない故、ギフトカードという奥の手を使いました。
でもこれでNetflix見れるもんね。

ネトフリに入ったら一番最初に見たかったのはハンス・ジマー先生のライブでしたが、なんと配信が終了していた…😱OTL

ならば、ジマー先生の次に見たかった作品を。
ここからむちゃくちゃ前置き長くなりますよ。
多分1人で勝手に盛り上がってると思うので、飽きたら途中で閉じて下さい m(_ _)m


数年前に某有名CDショップにアルバムの予約をしに行ったんですよ。
対応してくれたカウンターのお姉さんは結構可愛い。そこで少しテンションあがりました。

私 「すいません、ブルース・スプリングスティ              
   ーンのアルバムを予約したいんですけど」
店員「お待ち下さい。カチャカチャ…
   ブルース…もう一度よろしいですか?」
私 「スプリングスティーンです」
店員「カチャカチャ…スプレ…」
私 「スプリング…スティーン…」


…店員さんは悪くないんですよ。
新しく入った子かもしれないし、普段自分が聴かないジャンルの音楽のアーティストって、メジャーでも知らないことありますしね(僕もヒップホップやR&Bの人はほとんど知らないかも)。

しかし僕はこの一件が、日本でのスプリングスティーンの知名度を如実に表している気がして、少し凹んでしまいました。



ブルース・スプリングスティーン。愛称ボス。
1972年にデビューし、現在も精力的に活躍する
アメリカを代表するロックンローラーです。

初期の頃はほとばしる情熱をぶちまけるようなシャウトで、青春の雄叫びを表現するナンバーが多かったのですが、徐々に社会的なテーマを扱うようになり、自らに問いかける内省的な曲も増えていきました。

1stアルバムの「アズベリー・パークからの挨拶」は1973年発表。
光に目もくらみ。成長するってこと。
まだフォークとロックの中間のような瑞々しさがあります。
続けて2ndアルバム「青春の叫び」を発表。
その後スプリングスティーンと蜜月関係を築くEストリートバンドとセッションしています。
彼らとの絆を刻み付けるようなEストリートシャッフルに始まり、ロザリータ、ニューヨークシティ・セレナーデへ。

3rdアルバム、「明日なき暴走」は1975年発表。
ここでいよいよ、スプリングスティーンは自らのスタイルを確立します。
走り出したくなるような衝動、抑えられないロックへの渇望が、スプリングスティーンのしゃがれ声を通して耳に、体の奥底に飛び込んできます。
涙のサンダーロード。凍てついた10番街。夜に叫ぶ。裏通り。明日なき暴走。彼女でなけりゃ。ミーティング・アクロス・ザ・リバー。ジャングルランド。全8曲。捨て曲無し。
僕の生涯のベストアルバム5本指には入ります。
無人島にも絶対持ってく。

4thアルバム「闇に吠える街」は1978年発表。
ライブでの定番、バッドランド、アダムとケインを収録。
また本作に収録されているレーシング・イン・ザ・ストリートは後述するスプリングスティーンの笑い話の元にもなっています。

5thアルバム「ザ・リバー」は1980年発表。
CD2枚組の大作。
タイトルナンバーが暗い雰囲気の楽曲なので、そのイメージが強いのですが、アップテンポなロックも多く、何と言ってもハングリーハートが収録されている‼︎
個人的に愛しのシェリー、クラッシュ・オン・ユー、キャデラック・ランチも大好きです。

6th「ネブラスカ」は1982年発表。
アコースティックギターとハーモニカ、オルガンで奏でられるフォークアルバムは、それまでのスプリングスティーンのイメージからはかなりかけ離れていて、これをしっかり聴けるようになるには、かなり時間がかかりました…。「ザ・リバー」の時から、その片鱗は見えていたのかも知れませんが。

多分一番有名なアルバムは1984年発表の7th「ボーン・イン・ザ・U.S.A」でしょう。
タイトルナンバーはベトナム戦争からの帰還兵の心情を歌っているのですが、曲調がアップテンポでキャッチーなメロディであることから、愛国歌として曲解した受け取り方をされ、スプリングスティーンも悩んだと言います。
1998年の未発表曲やアウトテイクを集めた「トラックス」というアルバムに「ボーン〜」のアコースティックバージョンが収録されていますが、このバージョンが本来曲の持っているテーマ性にピッタリ合っていると思うし、僕は断然こちらの方が大好きです。
ただ、ヒットはしないだろうなぁ。
売れるにはキャッチーな曲にしなきゃいけないし、今のスプリングスティーンの音楽があるのは、この「ボーン〜」の壁があったからなんでしょうね。
しかし、アルバムにはマイ・ホーム・タウンやグローリー・デイズなどの名曲も収録されており、魅力的なアルバムであることに変わりはありません。

さて、そんな「ボーン〜」の後に発表されたのが、8thアルバム「トンネル・オブ・ラブ」(1987年)。
ジャケットがまるでボズ・スキャッグスです。
この時期はスプリングスティーンも相当悩んでいたようですね。

1992年にはアルバム「ヒューマン・タッチ」と
「ラッキー・タウン」の2枚を同時リリース(9th、10th)。
2枚組にしなかったのは、「ヒューマン・タッチ」完成直前に新しいコンセプトが浮かぶも、同じアルバムに収録するには無理があったから、だそうです。
地味な2枚ですが、僕は何気に好きなアルバムです。最初から通して聴くと、中だるみや飽きることがありません。
地味ですけどね(笑)。

1995年には、初のベストアルバムを発表。映画
「フィラデルフィア」の主題歌「ストリーツ・オブ・フィラデルフィア」から好きになった僕は、ここからスプリングスティーンにハマっていきました。

同年発売の11th「ゴースト・オブ・トム・ジョード」は、とにかく暗い…。
「ネブラスカ」を思い出しました。
が、こちらもやはり聴けば聴く程味わいが出てきます。

12th「ライジング」は2002年発表。アメリカの同時多発テロ後の作品で、アルバムにも強い影響を与えています。
ロンサム・デイで孤独な日々を歌い、マイ・シティ・オブ・ルーインズで
「さぁ立ち上がれ‼︎」と拳を振り上げるまで、
力強い内容に圧倒され、自分も何度もリピートして聴いてました。

13thの「デビルズ・アンド・ダスト」は2005年発表。再び内省的なナンバーがひしめくアコースティックアルバムですが、「ネブラスカ」や「ゴースト〜」ほどアコースティック色は強くなく、ライブでも披露されることの多いロング・タイム・カミングなど、実は緩急のあるアルバムにもなっていて、今では好きな作品の一つです。


14th「ウィ・シャル・オーヴァーカム:ザ・シーガー・セッションズ」は2006年発表。
このアルバムだけはまだ聴いていないのですが、フォークシンガーのピート・シーガーのカバーアルバムです。機会があれば自分も聴いてみたいと思っています。


15th「マジック」は2007年発表。
1曲目のレディオ・ノーウェアが鳴り響いた時、ガツンとやられました。まだまだスプリングスティーンはロックを叫べる‼︎
本当に、マジックでした。
ガールズ・イン・ゼア・サマー・クローズも、爽快感があって気持ちいいナンバーです。

16th「ワーキング・オン・ア・ドリーム」は2009年発表で、「マジック」のエネルギーをそのまま受け継いだような傑作です。
僕はよく「マジック」と一緒に通して聴いています。

17thの「レッキング・ボール」は2012年発表。盟友クラレンス・クレモンズを亡くした後、それでもスプリングスティーンは前を向きました。
やはり彼の基盤にはロックの血が流れていて、
ウィ・テイク・ケア・オブ・アワ・オウンやタイトルナンバー、ランド・オブ・ホープス・アンド・ドリームなど、社会的な問題を含んだ歌詞でありながらも、それをロックのリズムで表現しています。

18th「ハイ・ホープス」は2014年の発表で、カバー曲やライブで披露していたナンバーのスタジオ作品などを集めた作品です。
何よりも印象的なのは、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロの参加で、アルバム12曲中8曲で、彼のギターを聴くことが出来ます。もの凄い存在感です。

そして2019年、19thアルバム「ウェスタン・スターズ」で、オーケストラと融合した壮大な世界観を構築。スプリングスティーンは新しい次元に踏み込みました。


この他にもライブアルバムも発表しており、
1986年の3枚組ライブ・ベスト・アルバムは聴き応えもボリュームも文句無し。
個人的には3rdアルバム「明日なき暴走」のナンバーをメインにしたハマースミス・オデオンのライブアルバムも大好きです。

前述した未発表トラックをあつめた「トラックス」は、4枚組、69曲。
シーサイドバー・ソング、ハート・オブ・ストーン、サンダークラック、ピンク・キャデラック、ウェア・ザ・バンヅ・アー。
好きなナンバーが多すぎる‼︎
実はレビュー最初に書いた予約をしに行ったアルバムは、これの再発でした。

また、3rd〜4thアルバムの頃の未発表曲を集めた「ザ・プロミス」というコンセプトアルバムもありますが、こちらもどうして今まで発売しなかったのか、と思うぐらいの完成度です。

はい、ここまでブルース・スプリングスティーンの紹介でした〜。
まだ本編にも入っていない(笑)。



さて、それではそろそろ本作
「スプリングスティーン・オン・ブロードウェイ」のレビューへ。

これはスプリングスティーンが行った1人舞台公演を映像に収めた作品になります。


2017年10月、ブルース・スプリングスティーンはブロードウェイの舞台に立ちます。
スプリングスティーン自身の自叙伝を元に、彼の生い立ちや、数々の名曲の誕生物語を、時に語り、時に切々と歌い上げます。

舞台上には、黒いTシャツをラフに着たスプリングスティーン唯一人と、ギターと、ピアノのみ。
大掛かりな舞台装置も、煌びやかな衣装も、セッションするバンドもない、飾りを全て取り払った剥き出しのアーティストがいるだけ。
巨大スタジアムを常に満席にしてきた、彼の新しい挑戦。
収容人数1000人にも満たないブロードウェイで分かち合う、スプリングスティーンとの時間と空間の物語。
ギターを爪弾き、掻き鳴らし、ピアノに向かい、ブルースハープを奏でながら。
唸るように、絞り出すように、観客に語りかけるように。
時に感情を爆発させながら、スプリングスティーンの物語は2時間を一気に駆け抜けます。
月曜日から金曜日まで、週5日の公演はロングランとなり、延べ236公演、約1年間行われました。
セットリストや語りの内容は変わることがなかったと言いますから、同じ物語をスプリングスティーンはほぼ1人で、1年近く繰り返し続けていたことになります。
このエネルギー。このスタンス。
生半可な覚悟では出来ないことです。
自分を曝け出さなければ、成し遂げられなかった偉業です。

彼の魅力はパワフルなライブパフォーマンスでもありますが、今回は腰を落ち着け、観客と対話するようにステージが進みます。
時にユーモアを挟む語り。

意外なことにスプリングスティーンは運転免許証を持っていないのですが、免許証もないのにレーシング・イン・ザ・ストリートなんて曲を作った、と自虐的な笑いを誘ったり。
会社員になりたくないからミュージシャンになった、週5日で働くのは今回が初めてだ、とか。
工場とかで働いたことはないけど、労働者の歌を歌うのが得意なんだ、と吐露したり。

会場は爆笑に包まれます。

そして、彼の口から語られる、父親との関係性。
順風満帆という訳でもなかったようです。
本人も涙を浮かべる場面があります。

スプリングスティーンらしいクラレンス・クレモンズへの追悼の後には、割れんばかりの拍手が巻き起こります。

ヒット曲「ボーン〜」の秘話にも触れ、そこから弾き語りに流れていく訳ですが、やはりこの曲は歌い上げるより、アコースティックの方が胸に迫るものがあります。


奥さんのパティ・スキャルファもゲスト出演し、デュエットを聞かせてくれます。

これは語りの部分は英語が分からないと、辛いものがありますね(笑)。
字幕があって良かった。

スプリングスティーンは日本でも勿論人気はあると思います。
にも関わらず、来日公演の回数はかなり少ない。

確かに彼のパフォーマンスはエネルギッシュだし、会場で見れたら、最高に盛り上がるでしょう。
ただ、彼の魅力の一つが語りであり、昨今の社会的テーマ、自己との対話を歌詞に反映していくナンバーが多いことを考えると、やはり英語やアメリカの現状が理解できないと、伝わりにくいという部分も抱えています。
かくいう僕も、英語は全然分かりません(笑)。
これがスプリングスティーンの来日公演の少なさ、ロック畑の人以外にはあまり知名度がない理由の気がします…。

こんなことを書くと批判されるかも知れませんが、僕は音楽を聞く時、あまり歌詞を見てないんです。洋楽の好きな曲のほとんどは、ちゃんと歌詞を理解していないかも知れない(笑)。
僕にとっては音楽はメロディとアレンジとグルーヴだと思っているので、曲の雰囲気が好きになってから、これは何を歌ってるんだろう、と気になって歌詞を調べることはあります。
だけど、それも稀で、音楽は耳で聞くと同時に、体が反応するかどうかだと思ってます。
だから、スプリングスティーンの歌っていることを自分も完全には理解できていない人間です。

今回のライブがネトフリで配信されると聞いた時から、僕はただ見るだけではいけない、と思っていました。
彼が語る言葉や物語を、ちゃんと理解しなくては。

ネトフリ配信よりも前にアルバムも発売されていて、こちらのライナーノーツには、語りの対訳が全て載っているとのこと。
僕はネトフリに入ったらすぐに本作を見ようと、まずアルバムを聴いて、彼の語りの内容を頭に入れました。
結局、ネトフリにも字幕は付いていたけど(笑)。

だけど、アルバムで聴くのとライブ映像を見るのは臨場感が全然違う‼︎

渋い‼︎カッコ良すぎる‼︎
そしてどこまでも誠実で、全ての物事に真正面から向き合う人なんだな、と、改めてブルース・スプリングスティーンが好きになりました。
僕はどうひっくり返ったって、ここまで自分に正直に、人生を見つめられないな…。
これからは歌詞もしっかり理解していこう(笑)。


なかなか来日は叶わないですけどね、その時までには英語を勉強しておこうかな、とも思います。
いや、でも「明日なき暴走」なんてライブで聞いたら、無条件で
「ウォウォッウォッ ウォ〜オウウォ〜‼️」
なんて拳を突き上げてるんだろうなぁ。
自伝小説をステージで表現。

真の表現者。

シンガーソングライターなら彼に憧れないわけない。

だから憧れた。
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