戦争ドキュメンタリー・アニメという異色作。
他レビュアーの方々が仰る通り価値ある映画です。
悲惨で残酷な戦場も、不可解な幻想も、単なるインタビューも、美しいアニメのフィルターを通して一つのアートにな…
必見の90分!アニメならではの表現。
あらすじは、
2006年に映画監督のアリ・フォルマンは、兵役時代の友人に呼び出され再会する。26匹のどう猛な犬に追われる悪夢に悩む話を聞き、それは自分たちが従…
イスラエルにアニメ映画があるということに単純に驚きました。
しかも、この映画、絵柄や動きがものすごく独特なのです。
まるでアメコミのイラストのような線の太い「画」が、ある種繊細に、またある種不自然に…
これもまたアニメーションをとても上手く使ってある作品。
実写だったらとても見ていられなかったはず。
現実に起こったことであるからこそ、尚更。
どんなに高尚な信念や理念があったとしても、戦争という殺…
【ボクがボクでなくなった日】
滝田洋ニ郎の『おくりびと』とアカデミー外国語映画賞を争ったイスラエルの元・兵士である監督アリ・フォルマンによる戦場のトラウマや記憶を巡る旅を描いた物悲しいドラマ。
…
仮に歴史が繰り返すことは避けられないにしても、これに関してはあまりにも周期が短すぎるよなとは思う。個人の記憶から衝撃的な記憶が欠落することはあっても、国家や民族単位で過去を抹消するのは正しい手段では…
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