エリカ38のネタバレレビュー・内容・結末

上映館(7館)

エリカ382018年製作の映画)

ERICA38

上映日:2019年06月07日

製作国:

上映時間:104分

あらすじ

「エリカ38」に投稿されたネタバレ・内容・結末

めちゃくちゃおもしろかった

聡子の意地と人柄の可愛さがあるからエリカが成り立っていた。

いつかニュースでみた彼女のことをおもいだして おばさんなのに! なんて言えなかった。彼女はやっぱり可愛くて。間違ったことをしたかもしれないけれどあれは誰にでもできることじゃない。
本当に結局みんな彼女に惹かれていたんだからしょうがないし、それだけの惹きつけられるちからが彼女の意地にはあった。
エンドロールの演出に非常に驚かされた。まさた実在の被害者の音声持ってくるとは。
樹木希林さんが歌う【赤とんぼ】が印象的だった。

山崎静代さんの存在感。
今作は人への極めて露悪的な目線で描かれている。登場人物が揃いも揃って滑稽。役者が全員凄まじいまでの表現力だったのも相まってより一層それが際立っていた。
中身が無い人間ほど金や嘘や愛の奴隷になって生きがちだ。上辺のものに騙され、本来人の生活の質を向上しようと合理的な流れで作られた道具にさえ反対に振り回される。自分が無いため意思決定を他所に頼るしか無い故だ。そして信じていたものが悪だと判明しても皆一様に責任の所在を他者にのみ押し付け愚かさを受け入れず、記憶の中の過去を捻じ曲げてまで自分を守ろうとする。確かに事実として非難されるべきは騙している人間のみなのだが、自身の精神性の幼さに目を背けていては所詮同じことの繰り返しだ。

その中で唯一光として描かれているのがタイ人の青年であるのだが、彼だけはエリカが捕まっても尚彼女を敬愛し続け、彼女にとっては嘘から始まったはずの愛も真に変えてしまう。恐らくは彼も元から裕福であればエリカに恋心を抱くことは無かったので、そういう意味ではある種金銭に踊らされた者の一人ではある。ただ、嘘を一つのテーマとして描いたこの作品において、強い意志こそが自分を保つ手段であると彼の存在は示してくれている。図らずも嘘とそれに付き纏う不幸の渦中から獄中のエリカを救い出してくれたのも彼の手紙な訳だ。

タイ人の青年の存在と、エンドロールで流れた映画の元となった事件の被害者の声がこの映画の命題を暗示しているのではないだろうか。年配の人ばかり見に来ていたが若い世代こそ見るべき作品であるように思う。如何なる人や物の傀儡にもならずに生きて行くための道を、煮詰めに煮詰めた俗物の醜悪さを映し出すことで示してくれている。視聴に痛苦を伴いはしたが好きな内容だった。
樹木希林は大好きだし、浅田美代子も好きだから、スコアはつけられない。その2人じゃなかったら、私の中で高い評価にはならないかもしれないけど、樹木希林らしい内容の映画で、かつ樹木希林の希望どおり、浅田美代子の代表作になったと思う。

樹木希林らしい内容とは、単にエリカを悪としなかったところ。見終わったあと、実際の事件をテレビで見ながら樹木希林が浅田美代子にどういう話をしていたかを何となく想像してしまって、勝手に納得した。樹木希林、本当に惜しい人を亡くした。
樹木希林presentsと言われても。今年75本目。これで本気で「女の本性」とか「女の性」とか描いたつもりなんだろうか。浅田美代子が「死のっか」とか言ってる側でマニキュアを樹木希林が塗ってるシーンだけ妙に神がかってたとは思う。浅田美代子のラブシーンとか詐欺で騙された連中が浅田美代子攻めるシーンとかただただウンザリ。
連日で鑑賞

現実にあった詐欺事件が元になってる

浅田美代子さんよかったなー
オンナって感じ
魅力的だったなー

樹木希林さんは安定に最高
もうかわいい

「人たらし」で稼いでも良いような気がする
私には到底出来ないんだけど、多かれ少なかれそういう商売もあるし
普通の人間関係でもあると思うんだ

ただタイの青年がなー
結局若い子作ってるじゃーん、と
やっぱお金なんだなー 切ない

ただ、もっとドロドロを期待してしまった
現実はそんなものなのかもしれない
2018年9月に他界した樹木希林さんが生前、自身初となる企画の下で製作された映画で、実在の事件をモチーフに、60歳を過ぎても38歳と偽って色香で男たちをだまし、最後は異国の地で逮捕された女の姿を描いた作品。エリカ役は、45年ぶりの映画主演となる浅田美代子さん。ばっちりハマってました。樹木希林さんもエリカの母役で出ますが、これといったセリフなどもあまりない中で、存在感はあるけど主役を邪魔しない、彼女しかできない毎度の演技もみられとても良い。希林さんは浅田さんの代表作になってほしいという思いから今作を企画したそうですが、確実になりますね。体当たり演技えぐいです。まあ僕が唯一気になったのが、被害者達から責められるシーンがあるけど、それがなぜかめちゃくちゃ長いw ひたすら色んな人からキレられる。そんなに長くなくて良いんじゃない?と思いましたが、そのくらいで、他は実話というのが嘘なくらいエリカという人物のやばさ、詐欺の怖さも教えてくれる作品かなと思います。
彼女を女神と呼ぶか悪女と呼ぶか

彼女に支えられた人間
彼女を支えた人間
双方が欲してやまなかったのは
なんなのか。

満たしても満たしても
流れていくザルのような欲求は
止まらず

最後まで悪びれることもなく
いっそ潔さもありエンドロールでは
誰が悪人か、誰も悪くないのでは
と考えるまでのループに陥る魅惑的なエリカ

だからなのか?
紙の月 のようなハラハラドキドキは味わえず

最後の彼からの手紙は
エリカの本当に欲しかったものなのか…

樹木希林の登場シーンは少なかったけど
樹木希林の映画
もう、圧倒的に樹木希林。

樹木希林による浅田美代子のための樹木希林の映画

いつ騙したっていうの?
あたし、何にも悪いこと
してないじゃない
故、樹木希林企画とのことだが、本人はほゲスト出演で、なんと言っても主演の浅田美代子に尽きる作品
史実に起こった事件をベースにしているが、話の作りは陳腐と言えるかも
タイ語での会話に英語で強引に話を進めていくなんてのは可愛いものなほど人物描写が欠如しており、ただ漠然と出来事をなぞっていくだけの話運びは如何なものか
出資者たちが集まって責任追及すらシーンは面白かったけど、それ以上の盛り上がりは無い

あと、吉本が絡んでるからと言って、強引に小藪やシズちゃんを出演させるのは萎える
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