自分の命が狙われているという意識の非存在感
どこか他人事のような素っ気なさ
坦々としていて、命が惜しいというほどの執着、危機感を感じられない
実際に殺されかけることと人づてで自身を殺そうとしている…
ヘミングウェイの原作を読んで想像したのは、暗闇と街灯のコントラストだった。夜の暗い街に出るたびに、「arc-light」が点々と描写されて、その光の外にある暗の空間が強調されていたと思う。本作は外の…
>>続きを読む鏡とかフレームインフレームとか使いまくるのは意欲的。タルコフスキーが担当したとされる一幕目と最後の終わり方は、二幕目の終わり方と比べると洒落てる。なぜか一幕目全編と、二から三への変遷で時間が飛びまく…
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