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映画鑑賞メモ
20250919
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_Demonio y carne
_Directed by Luis Bunuel
_娯楽★★★☆☆
_前衛★★★☆☆
_瀟洒★★★★☆
_感情★★★★☆
_…
「メキシコ時代のブニュエル」をひさびさに観たくて。
割りと(正攻法な)ビッチにしてサークル・クラッシャー的なスサーナの佇まい……半世紀前には「エキセントリックで背神的なキャラ」として扱われていたこ…
蠱惑魔の化身みたいなスサーナ。TPOに合わせて、服の肩出し幅を毎回調整するスサーナの仕草がチャーミング。
登場人物全員、哀しき性(さが)。こういうのはブニュエルにお任せあれ。
『スペル』みたいに、過…
息子もダンナも欲望の制御が出来なさすぎて笑える。
奥さん、怒りを向けるのはスサーナではなくてダンナの方だよ。
最後は何事もなかったような感じで終わったけど、結局欲望やら何やらにただ蓋をしただけだ…
スサーナは神に祈った直後に鉄格子が外れ、因果では説明できない方法で脱獄する。彼女は偶然の逃亡者ではなく、冒頭からすでに神の寓意を帯びた存在として提示されていた。
鉄格子の逸話は「神の奇跡」に見えるが…
嵐の夜、少年院を抜け出し農場へ逃げ込みまんまとそこで暮らし始めるスサーナ
男たちはスサーナの性的魅力に惑わされ信心深い一家の秩序が壊れていく
わかりやすいテオレマみたいな話だった
スサーナが少年院…
一人の魅力的な女性が幸せに暮らす家族の平和を乱していく騒動を描く、ルイス・ブニュエル監督の1951年作品。スサーナを演じたロシータ・クィンタナの美貌と品性のなさのアンバランスさが役にちょうど合ってて…
>>続きを読むブニュエルのメキシコ時代の作品がアマプラにキター!ということでさっそく。
雨の夜、少年院から脱走した少女(には見えないけど)スサーナ。辿り着いた農家で、か弱い少女のフリをして住むことになるが、男た…
ブニュエル監督メキシコ時代の初期作品。
ブニュエルさんにしては予定調和過ぎて物足りないラスト。
とは言え、ちゃんと変態性も脚フェチぶりも悪趣味ぶりも感じる作品だった。
嵐の夜、刑務所を脱獄した悪…